妊娠のための卵子のおはなし|卵子の老化と食事の関係

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妊娠のための卵子のおはなし|卵子の老化と食事の関係

子どもを産むために欠かすことのできない存在である「卵子」。
最近になって、多くのメディアに「卵子の老化」が取り上げられて、テレビで見て初めて卵子が老化することを知った方も多いかと思います。
そもそも卵子はいつどのようにして作られるのでしょうか?
今回は、妊娠に大切な卵子の老化と、食事との関係についてをお伝えしていきます。

卵子とはなに?

卵子は生命の起源であり、子どもを産むために欠かすことのできない存在です。
定期的に卵子が排卵されているおかげで精子と出会い、妊娠することができるのです。

卵子と精子の違いは?

卵子と精子の決定的な違いは「数」と「年齢」です。
卵子のもととなる「原始卵胞」は数を増やすことができません。
胎児の段階で一生分をつくって産まれてくるのです。
そのため、年齢と同時に老化をし、機能が衰えてしまい、妊娠しにくくなることがわかっています。

一方で、精子はもととなる細胞を増やすことができるため、何歳になっても精子を作ることができるのです。
だからといって、精子は男性が何歳になっても問題がないのかというと、そうではありません。
40歳以上の男性は、30歳以下と比較して、自閉症の子どもが産まれる確率が6倍も高くなることがわかっているのです。

卵子の数は胎児期がピーク

卵子の数は胎児期がピークであるとお伝えした通り、女の子はママのお腹の中で一生分の卵子を作って産まれてきます。
卵子を育む袋である卵胞を「原始卵胞」といい、その数は妊娠5ヶ月頃がピークとなります。
片方の卵巣には、なんと700万個もの原始卵胞が存在しているのです。
ですが、産まれる頃には100万個まで減り、排卵が始まる10歳の頃には40万個まで減ります。
それ以降は、毎月1000個の原始卵胞が成長し、排卵される1個の卵子以外は皆死んでしまうのです。
このようにして数が減っていく原始卵胞は、37歳を境に減り方は加速していき、50歳を迎える頃には1000個以下にまで減っています。

不妊治療では卵巣をホルモンで刺激して、排卵を誘発することがあります。
ですが、高齢になると成長させられる卵子の数が少ないために、排卵の確率は低くなってしまいます。

卵子の老化の原因は?

卵子の老化を説明するのに大切なのが「卵巣年齢」です。
まずは卵巣年齢のことについてお伝えしていきます。

卵巣年齢とはなに?

卵巣年齢とは、書いて字の通り「卵巣の年齢」のことです。
女性は胎児の時に卵子を最も抱えているため、卵巣年齢は誰でも「実年齢+1歳」になります。
原始卵胞から分泌される「抗ミューラー管ホルモン(AMH)」と呼ばれるものを調べることで卵巣年齢がわかります。
主に不妊治療の際に調べるため、「卵巣予備能力検査」とも呼ばれています。
ですが、誤解されやすいのは卵巣年齢とは卵巣の老い若きではなく、卵巣にあといくつ卵子が残っているかを意味しています。

卵子の残り数を示している卵巣年齢は、喫煙や子宮内膜症、卵巣の手術で悪くなることがわかっています。
骨年齢や血管年齢と同じように、必ずしも実年齢に比例しているわけでなく、かなり個人差があります。
悪くなってしまったら元に戻らないため、生活習慣を心がけることや、喫煙をやめることが大切です。

加齢にともなうエネルギー不足

60兆個もある人間の細胞の中には、「ミトコンドリア」というエネルギーを生み出すことのできる特別な器官があります。
卵子は成長・受精・着床という大きな役目を果たすために、莫大なエネルギーを必要としています。
そのため、卵子はほかの細胞よりも多くミトコンドリアを持っています。
そして、ミトコンドリアを動かすエネルギー源は何かと言うと、当然ながら栄養素です。
栄養状態が悪くなると、身体に影響を与えるのはこのためなのです。

ですが、このミトコンドリアは、加齢とともにエネルギーを生み出せなくなっていきます。
結果として、卵子の成熟や受精に必要なエネルギーが供給されず、障害が生じてしまうといわれています。
また、エネルギーが不足した結果、卵子の細胞分裂がうまくいかずに、正しいDNAが受け継がれないことも起きやすくなると考えられています。

卵子が受けるストレス

ミトコンドリアは、加齢とともにエネルギーを生み出せなくなってしまうのはなぜか?
それは、ミトコンドリアが細胞内の糖質や脂質からエネルギーを生み出すときに「活性酸素」というものを副産物として生み出すからです。
活性酸素は細胞を内部から傷つけてしまい、さらにはDNAも攻撃をしてしまうのです。
卵子の中にあるミトコンドリアも、加齢とともに活性酸素による「酸化ストレス」を受け続けることで変異してしまい、正常な機能を失ってしまうのです。

また身体には、もともと、活性酸素とたたかう抗酸化物質が備わっていますが、この防御力も加齢とともに衰えてしまいます。
卵子は加齢とともに妊娠率が悪くなりますが、この原因はストレスによるミトコンドリアの衰えなのです。
そのため、高齢の方の卵子をミトコンドリアごと若い卵子に交換することで、妊娠率が向上するとも言われています。

卵子の老化と食事の関係

妊娠に食生活が関係しているのは女性だけではありません。
実は、不妊の原因は50%が男性であることがわかっているのです。

酸化も糖化も食事から

男性の精子も卵子と同じように活性酸素に影響を受けます。
妊活を考えているのであれば、DNAを攻撃する「酸化」や、老化の最大の原因である「糖化」に強い身体づくりが重要になってきます。
酸化は「身体が錆びる」というような言い方をしますが、糖化は「身体が焦げる」という言い方をします。

最近では、糖化によってできる最終産物が卵巣にあることがわかっています。
つまり、酸化と老化によって卵子が傷つけられ、妊娠にとってリスクになっているのです。
これには食生活が深く関係していますので、妊活をするときは、まずは食生活を見直すことからスタートしてください。
酸化はストレスやタバコだけではなく、お酒の飲み過ぎや高カロリー・高脂質の食事が原因でも起こるのです。

老化を防ぐ食事とは?

私たちの体には、もともと、活性酸素とたたかう抗酸化物質が備わっていることはお伝えしましたが、実は毎日食べている食材の中にも抗酸化物質は含まれています。
植物の「色」や「匂い」の成分である、たとえばトマトのリコピンやブドウのポリフェノールも抗酸化物質の一つです。
さらには、ビタミンやミネラルにも含まれていて、とくにビタミンACE(ビタミンエース)と呼ばれる3つのビタミンや、ミネラルの一つであるセレンは、私たちを老化から守ってくれます。

ですが、みなさんの日々の食卓は彩り豊かな食事が並んでいますか?
野菜や果物をしっかり食べていますか?
糖化の原因でもある砂糖たっぷりの甘いものばかり食べていませんか?

「食事がわりにおやつ」という生活は、肥満の原因になるだけではなく、妊娠にも良い影響を与えません。
糖化が進むことは健康にも、美容にも、妊娠にも、決して良いことではありません。

妊娠中のおやつ選びについては、ぜひ『安心でヘルシー!妊婦さんのオススメのおやつ』を参考にしてください。

まとめ

夫婦の日々の食事の内容が、健康だけではなく妊娠にも影響力を持っています。
妊娠には、今まで以上に葉酸・鉄分・カルシウムなどの栄養も必要になってきます。
ですが、共働きの多い現代では栄養バランスが偏った食事になりがちです。
いつもの食事にマタニティスープを一品加えて、足りない栄養素を補うことも大切です。
順調な妊娠のためにも、食事には気をつけてくださいね。

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Yuko

Mama writer
2人の男の子のママです。まだまだ戸惑う育児、時間に追われる家事ですが、夫婦で協力して忙しいながらも今しか味わえない日々を楽しめるようにしています。記憶に残るライターとして皆さまにお届けしていきます。

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