妊娠中にお酒がダメな3つの理由

妊娠中にお酒がダメな3つの理由

妊娠中のお酒は厳禁!厳禁!厳禁!

と、よく言われるものですが、それでも、お酒は飲む人にとっては大事な楽しみの一つです。
またお酒は適度な摂取量であれば、ストレス解消や、疲労回復にも、一定の効果があることがわかっています。
それでも昔から、お酒は妊娠中に飲んではならないものである、という認識が広く流布していて、実際に圧倒的に多くの方が妊娠中の飲酒は避けています。
今回は、その『妊娠中にお酒・アルコールを飲んではならない』理由を3つの観点から解説していきましょう。

理由1 胎児性アルコール症候群を避けるため

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妊娠中の飲酒が赤ちゃんに悪影響を及ぼすというのは、医学的に証明されています。
具体的な病名でいうと『胎児性アルコール症候群』というものです。

これは、妊娠中のママが毎日のようにアルコールを摂取し続けてしまう事で、赤ちゃんに影響を及ぼす先天性疾患の一つです。
これから生まれてくる赤ちゃんに軽度から重度の知能に関する障害の症状や、脳性小児麻痺、学習障害、てんかん、形態の異常、仮に見た目で異常が分からない場合でも、 重度の行動障害が発生する場合もあります。
症状を軽度から重度というのは実は理由があります。
妊娠期間の間に、ママがどのような量のお酒をどれだけ長い期間飲み続けていたかによって、疾患の軽重が変わってくるとされているためです。

「胎児性アルコール症候群(FAS)」疾患名から容易に想像できる通り、妊娠中の飲酒が元で赤ちゃんに先天性の疾患が発生するのです。
この疾患については、妊娠中、あるいは授乳中にアルコール、お酒の摂取さえしなければ、100パーセント完全に予防できる疾患と言われていますので、妊娠中の飲酒は赤ちゃんにとってまさに『百害あって一利なし』なのです。

たまに、『少しなら大丈夫だよ』『私は妊娠中に飲んだけど大丈夫だったよ』という意見もあるようですが、あくまで確率で、結果的にたまたま大丈夫だっただけの話でしかないので、リスクが全くなかった、という訳ではありません。
飲酒を少しでもしてしまった瞬間から、この疾患のリスクは確実に発生しているのです。
ちなみに、高齢の出産になればなるほど、この疾患にかかるリスクは大きくなると言われています。
そうでない方ももちろんですが高齢出産の方は、特に注意が必要です。

理由2 妊娠中はママの体も不安定であるため

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もともとアルコールは体に大きな影響を与える飲み物とされています。
コンビニで気軽に買えるものなので忘れられがちですが、お酒は一応立派な薬物なのです。
酔っ払ってしまった際には顔面の紅潮、頭痛、吐き気、頻脈などの不快な症状を引き起こします。
それだけでなく、発がんのリスクや、脳の収縮の増進、依存発生の可能性など、たくさんの危険性が含まれている飲み物です。

ただでさえつわりや体重の増加、赤ちゃんへの栄養供給など、体が大変な時期なのに、飲酒をするのは、こと身体的な観点から見れば高いリスクでしかありません。

理由3 社会的に母親としての自覚を疑われる


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冒頭でもあげさせていただいた通り、妊娠中の飲酒に関する認識は、『飲んではいけないもの』という認識で、社会的にほぼ統一されていると言っていいでしょう。
そんな中、妊娠中の飲酒が、あなたのパートナーである旦那さん、あるいは家族、友人に知られたら、あなたは、母親としての自覚を社会的に疑われることになります。
せっかく、妊娠、出産という、人生において大きなステージに立ち、それを乗り越えようという時に、こんなつまずき方をしてしまったら、医学的に赤ちゃんに大きな悪影響を与えるのでは止まらず、その後の精神状態、人間関係が大きく不安定になる可能性が高まります。
バレなければいい、という考え方で飲んでしまっても、『飲んでしまった』という事実は確実に記憶の中にあり続けるので、それをきっかけに自己嫌悪に陥ってしまうかもしれません。
それでなくても、妊娠中は精神が不安定になりがちなものですが、それを一時的に回避するためにお酒に走ってしまったら、一生かけて、もっと大きな代償を払う可能性があるのです。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?
確かにお酒には、ストレスの発散効果や、疲労回復効果などがあることはあります。
妊娠中の精神は普段よりも不安定な状態になり、お好きな方は、いつもより『飲みたくなってしまう』気持ちは非常にわかります。
ストレスの発散方法であれば、運動や友人との楽しい会話など代用できるものはあります。
それに対し、あなたの体は、代用できるものはないのです。
それでもどうしてもやめられない場合は、アルコール依存症の可能性も考えられますので、恥ずかしくても医師に相談することをお勧めします。
アルコールが及ぼす胎児への影響はともすれば、その赤ちゃんの一生に関わる事態になるケースも少なくありません。
その一杯が、赤ちゃんの一生に影響を及ぼすことを、よく考えましょう。

まなみ

writer/管理栄養士
2人の女の子のママです。職業は管理栄養士でただ今育児休業中。優しいパパに支えられながら、家事育児に奮闘中です。2人の子どもの成長と休日の家族団らんが今の楽しみです。

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