妊娠中に多い貧血!薬やサプリを飲まないとダメ?効果的な改善方法とは?

妊娠中に多い貧血!薬やサプリを飲まないとダメ?効果的な改善方法とは?

もともと女性は月経があることから、男性と比べて貧血になりがちです。
妊娠前から貧血だから、もう慣れっこ!
そんな方もいるかもしれませんね。
でも、妊娠中の貧血は深刻になりやすく、逆に改善はしにくいもの。
それはすべて、赤ちゃんの成長のためにたくさんの血液が必要だからなのです。

そこで、この記事では貧血の原因、貧血を放置したら妊婦さんやお腹の赤ちゃんにどんな影響があるのか、そして貧血を改善するための食事管理や対策などをわかりやすく解説いたします。

貧血とは何?簡単にわかりやすく解説します!

貧血とは血が足りていないことだと思っていませんか?
答はNO。
貧血とは血液量ではなく、血液の内容が問題となる症状です。

貧血には主に鉄欠乏性貧血・巨赤芽球貧血・溶血性貧血・再生不良性貧血がありますが、一般的なのは鉄欠乏性貧血。
貧血患者さん全体の60~80%を占めるともいわれています。
妊婦さんに多いのもこのタイプ、続いて多いのが巨赤芽球貧血です。

血液の役割は、体の隅々にまで栄養や酸素を行き渡らせること。
酸素を運ぶ役割を担うのが血液中のヘモグロビンです。
このヘモグロビンや赤血球そのもの量が少なくなると、酸素を体中に運搬する力がなくなり、体のあちらこちらがいわば「酸欠」の状態に。
これが貧血の正体なのです。

一般的に数値でいうと、ヘモグロビン濃度が11g/dl未満になると貧血と診断されます。

<鉄欠乏性貧血=鉄が足りないことで起こる貧血>

血液の主な構成要素であるヘモグロビン。
酸素運搬が十分にできているかどうかは、このヘモグロビンの量に関わるとされています。
ヘモグロビンの材料となるのが鉄分。
食事から摂取する鉄分が不足し続けると、ヘモグロビン量が足りなくなり、体は酸素が足りない状態になります。
これが鉄欠乏性貧血です。

ヘモグロビンの寿命はたった120日程度。
きちんと鉄分を摂っても、継続的に摂取していないと、ヘモグロビンはどんどん減少してしまうのです。

<巨赤芽球貧血=葉酸とビタミンB12が足りないことで起こる貧血>

巨赤芽球貧血は、赤血球そのものを作る際に必要な葉酸や、葉酸と結合して赤血球を造るビタミンB12の不足によって赤血球が正常に作られなかったり壊れやすくなったりし、数そのものが減少してしまう貧血です。

妊婦さんを悩ませる貧血!その原因は?

妊娠中はなぜ貧血になりやすいのでしょうか。
読めば納得のその原因について、次に解説していきます。

妊婦さんが貧血になる原因①:鉄分が赤ちゃんに優先的に送られる

妊娠したとたん、妊婦さんが食事から摂った栄養はもちろん、本来なら妊婦さん自身のために使われるはずの栄養分が優先的に赤ちゃんに送られるようになります。
もちろん鉄分もそう!
意識して鉄分を摂取していないと、自分にはまるで鉄が足りていなかった…という事態に陥ってしまいます。

ちなみにカルシウムの場合は食べ物からの摂取が足りないと、妊婦さんの骨から溶け出してまで赤ちゃんに送られようとします。
ママの意志や意識とは関係のないところで、体が母性を発揮しているのですね。

妊婦さんが貧血になる原因②:血液の量が増える一方で濃度が下がる

妊婦さんは赤ちゃんにたくさんの血液を届けなくてはならないので、妊娠すると同時に血液が増産されます。
でも、血液中の赤血球は、血液の全体量に比例して増えるわけではありません。

あるデータでは、正常妊娠の場合、循環している血液の増加量が40~50%とすると、それに対して赤血球の増加率は20~30%程度なのだとか。
血液量だけが増えて、赤血球やヘモグロビンといった、酸素運搬に不可欠な成分は少ない状態になってしまうのです。

妊婦さんが貧血になる原因③:胃腸が不調になりがちで鉄の吸収が悪くなる

造血に重要な鉄分は、胃腸の機能が低下していると、体内への吸収が悪くなるとされています。
胃の手術を経験した人や胃腸の疾患の人は鉄欠乏性貧血になりやすいのです。

妊婦さんはホルモンの影響で胃腸の活動が不活発になりがち。
胃もたれや胃痛を感じる人はとても多いですよね。
同じ量の鉄を摂取しても、胃腸の働きが良好なときと比べると、体に吸収されにくいというわけなのです。

赤ちゃんにも影響?妊娠中の貧血放っておいたらどうなる?

貧血は血液中の赤血球やヘモグロビンが不足して、体が酸素不足になることだとご説明しました。
それでは貧血状態に陥って体が酸素不足になると、どんな症状が現れるのでしょうか。
また、その症状を放っておくとどうなるのでしょう。
次に解説します。

貧血の症状とは?

貧血になっても、これといった自覚症状のない人もいます。
主に体に現れる症状を挙げていきます。

・疲れやすい
・めまい
・立ちくらみ
・動悸 息切れ
・頭痛
・むずむず脚症候群(睡眠中、下肢がむずむずしていてもたってもいられなくなる)

他にも顔が蒼白くなる、耳鳴りがするといったケースもあります。

妊婦さんが貧血を放っておくとどうなる?

自覚症状がない場合もあるなら問題ないのでは?
そう思っている人は大間違い。
貧血を甘くみてはいけません。
妊婦さんが貧血を放置しておくとどんなことがあるのか、次に見ていきましょう。

① 胎児の発育に影響

IUGR(子宮内胎児発育遅延)や胎児貧血など、赤ちゃんの発育に影響が出る場合もあります。

② 微弱陣痛になる

貧血の状態が続いて体力が低下していくと、いざ出産というときに微弱陣痛になるおそれがあります。
微弱陣痛は分娩時間を長引かせる傾向があるので要注意です。

<分娩第1期の場合>*子宮口が10cm~全開大になるまで
・破水前に微弱陣痛になってしまったら?
分娩時間が長引く傾向があります。

・破水後に微弱陣痛になってしまったら?
子宮内感染の危険が高まるほか、胎児仮死に陥るおそれもあります。

<分娩第2期の場合>*いわゆる「いきみ」とともに赤ちゃんを娩出するタイミング
このタイミングで微弱陣痛になると、胎児が産道の中で停滞してしまうので圧迫されて仮死状態に陥る場合があり、最悪の事態となる危険もあります。

③ 出産後に子宮収縮が悪く、出血量が多くなりやすい

胎盤の娩出(いわゆる後産)がしにくくなったり、弛緩出血を起こしたりしやすくなります。

④ 産後の育児に影響

妊娠中貧血になった人は、産後も継続的に貧血状態が続く傾向に。
体力が回復しないままで育児がはかどらず、母乳の出も悪くなりがちです。
ママ自身の体調もさることながら、赤ちゃんの成長に影響が出かねません。

貧血を改善するための食事管理をしよう!最強の食べ合わせとは?

 

貧血の症状が認められ、治療が必要と診断されれば、鉄剤を処方されるケースもあります。
でも、鉄剤や鉄分のサプリメントを飲み続けていると、便が黒くなったり、便秘になったりといったトラブルがつきもの。
ただでさえ便秘になりやすい妊娠中です。
できれば食事から自然な形で鉄分をしっかりと補給することが望ましいですよね。

栄養バランスの良い食事を前提として、造血効果の高い鉄分や葉酸をしっかりと摂取し、また鉄分や葉酸の吸収を高める栄養素を含んだ食べ物を合わせて食べるようにしましょう。

覚えておこう!鉄分にはビタミンCをプラス!

鉄の吸収を高めることで知られているのはビタミンCです。
鉄分が多く含まれるのは、レバー類、あさりやしじみ等の貝類、緑黄色野菜、大豆製品、ひじきなどです。

ビタミンCが豊富なのは、緑黄色野菜や芋類、そして果物など。
両者を組み合わせて食事の献立を考えると効率よく鉄を摂ることができます。

鉄を効率よく摂れる食べ物の組み合わせをご紹介します。
・あさりと小松菜のパスタ+キウイフルーツ(あさりは手軽な水煮もおすすめ)
・牛のもも肉とパプリカの炒め物
・ぶりの照り焼き+大根おろし

葉酸を摂取するときはビタミンB12をセットで!

もうひとつの造血栄養素である葉酸。
タンパク質やDNAを合成して赤ちゃんの細胞分裂を促すなど、別名「赤ちゃんのビタミン」とも呼ばれる優秀なビタミンですが、赤血球をつくりだす働きを高めるには、同じビタミンB群の仲間であるビタミンB12が必要です。

葉酸を多く含むのはほうれんそう・モロヘイヤ・ブロッコリーなどの青い葉もの野菜の葉の部分、またはレバーや大豆製品など、鉄の多い食品と似通っています。
それに対してビタミンB12が豊富な食べ物はレバー類や貝類、サンマ・サバ・サケなどの魚類、チーズ・卵・のりなど。
葉酸は水溶性なので、スープ料理でいただくのもおすすめです。

葉酸を効率よく摂れる食べ物の組み合わせをご紹介します。
・豚レバーとブロッコリーの炒め物(レバーは軽く洗ったあとで牛乳につけて臭みを取る)
・納豆とモロヘイヤの和え物+もみのり
・ほうれんそうの卵とじ
・しじみのみそ汁+枝豆入りごはん(枝豆は葉酸豊富)
・ブロッコリーやほうれんそうをグラタンで(チーズをプラスしましょう)

貧血対策に役立つ雑学!貧血にはこの行動がNG!

好みや性格でやってしまうこと、妊娠前から続いている習慣、そんな妊婦さんの何気ない行動の中には、貧血につながりかねないものも。
どうやらキーワードは「胃のコンディションを悪化させる行動」と言えそう。
なるべく改善していきましょう!

暴飲・暴食

出産・産後の育児に対する不安からストレスを抱える人も多い妊婦さん。
食べつわりで次から次に食べてしまう人もいますよね。
どか食いをしたり、食べ続けて胃を休ませない状態が続いたりすると胃炎を起こしてしまうこともあります。
胃が荒れると鉄の吸収の妨げとなってしまうので、気をつけましょう。

辛いものが欠かせない

辛いものが好きで、あらゆる料理に香辛料などをかけている人はいませんか?
度が過ぎると、胃の不調を招いてしまうので注意が必要です。
ビタミンB12も、胃の粘膜異常で吸収されにくくなることがわかっています。

旦那さまの帰りを待って夜遅くに食事

気持ちはわかりますが、夜遅くなる家族を待って食事をするのは胃に負担をかけます。
赤ちゃんのために、規則正しい生活が必要だということを、パートナーにも伝えましょう。

喫煙

喫煙自体が胃の粘膜に悪影響があるほか、煙草の煙は血管を収縮させる作用があります。
胎児の低体重や発達遅延をもたらすおそれがあり、流産や早産・前置胎盤などのリスクも上がるとされているのです。
貧血になる・ならないに関わらず、妊娠が判ったらすぐに禁煙しましょう。

貧血に効果的と評判のマタニティスープ!その実力とは?

食事での栄養管理や生活習慣の見直しで貧血予防や貧血の改善を頑張っていても、体調や気分にムラがあるのが妊婦さん。
毎日、十月十日がんばり続けるのは、なかなかできることではありません。
そんな妊婦さんをサポートしてくれるのに最適なもの。
それは、多くの妊婦さんや授乳中のママから支持されている、その名も「マタニティスープ」です。

貧血対策にもうってつけのマタニティスープ

マタニティスープは、葉酸・鉄分をはじめ、カルシウム・食物繊維やそれらの吸収・作用を高めるビタミン類など、妊娠中に積極的に摂りたい栄養素がバランス良く配合されている粉末スープです。
熱湯を注ぐだけで手軽に美味しく栄養補給ができるとあって、貧血対策のために愛飲しているママもたくさんいます。

最も気になる安全性も5大添加物がすべて無添加、残留農薬や放射能濃度も不検出という徹底ぶり。
低カロリーで塩分も控えめ、体重管理にも役立ちます。

鉄分や葉酸を摂取するためには、食事の工夫が必要不可欠。
すべて自分で献立を考えて調理するというのは本当にたいへんです。
マタニティスープのようなすぐれた補助食品を上手に利用しながら、楽しく健康な貧血知らずの妊娠生活を過ごしていってくださいね。

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※参考文献
ママと赤ちゃんの様子が1週間ごとによくわかる妊娠・出産最新ケアブック /世界文化社刊
見てわかる!栄養の図解事典 /ビジュアル実用BOOKS刊
さめじまボンディングクリニックすっきり元気産後ごはん /主婦の友社
まなみ

writer/管理栄養士
2人の女の子のママです。職業は管理栄養士でただ今育児休業中。優しいパパに支えられながら、家事育児に奮闘中です。2人の子どもの成長と休日の家族団らんが今の楽しみです。

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