妊娠中に風邪をひいたら?薬を飲んでいいの?ダメなの?

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妊娠中に風邪をひいたら?薬を飲んでいいの?ダメなの?

妊娠中、風邪をひいてしまったり、頭痛に悩まされたりする方も多いと思います。
もともと体の弱い人や頭痛持ちの人は妊娠を機にひどくなることもあります。
飲みなれた薬を使ってすぐに症状を和らげたいところですが、妊娠中に薬を服用することで赤ちゃんに影響がないのか、心配になると思います。
そこで今回は、妊娠中の薬の服用についてまとめました。

薬の影響とは?

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まず、前提として奇形児が産まれてくる確率は1%とされています。
そして薬の影響によって催奇形性が生じた場合には奇形児が産まれる確率が約2%に上昇すると考えられています。
ですので、必ずしも薬によって奇形性を引き起こすわけではありません。
だからと言って、妊娠中に何を飲んでも安心かというと、そういうことではありません。
1%確率が上がるということは、確率が倍になるということですので、大きな影響だと捉えることもできます。

薬は必要性があってはじめて使うものですから、妊娠に気づいたら、いくら心配のない薬だといっても絶対に自己判断で服用せず、産婦人科医で必要な薬を適切に処方してもらうようにしてください。

風邪薬は飲んでもいいの?

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そのうえで、知っておいていただきたいのは、妊娠中でも時期と薬の種類にさえ気をつければ、薬局などで購入できる風邪薬などを飲むことはできるということです。

妊娠中は免疫力が低下し、風邪をひきやすくなります。
症状が軽ければ、赤ちゃんへのリスクも考えて、できるだけ薬を使わずに治したいところですが、高熱や激しい咳は赤ちゃんへ影響を及ぼすこともあります。
さらに、激しい咳は腹部を圧迫してしまい、切迫流産や切迫早産のリスクも高くなることがわかっています。
そのため、必要に応じて風邪薬を服用して、症状を回復させることも大事です。

また、重要になってくるのは服用する時期で、赤ちゃんの成長によって服用できない時期があります。

妊娠0~3週目

この期間は妊娠にも気づきにくいため市販の風邪薬を飲んでしまうこともあると思いますが、飲んだからといってすぐに影響が出るというものではありません。
赤ちゃんの器官は形成されていないため、薬の影響を受けることはほぼないとされています。

妊娠4~7週目

妊娠4~7週目は絶対感受期とも呼ばれていて、風邪薬の服用には最も注意が必要な期間です。
薬の服用によって最も影響が出やすいとされていて、まだ赤ちゃんの形にはなっていないものの、心臓などの主な器官ができ始める大切な時期です。
可能性としては低いのですが、心臓や手足に先天性の奇形のリスクもあります。
できる限り薬の服用は避けてください。

妊娠8~15週目

この期間も風邪薬の服用には注意が必要です。
妊娠8週目頃になると赤ちゃんらしい形ができ、主な器官もほぼ完成してくるため、薬の影響は少なくなります。
ですが、この期間は口蓋や外性器などの器官が作られるため、それらへの影響もないわけではありません。
できる限り薬の服用は避けてください。

妊娠16週目~出産

この期間は風邪薬を服用しても大きな影響はないといわれていますが、成分には十分注意が必要です。

妊娠16週目を過ぎると、赤ちゃんの器官はほぼ完成して、男女の見分けがつくほどになります。
ここまで成長すると風邪薬などを服用しても赤ちゃんへの影響はほぼないといわれています。

授乳期

この期間に風邪薬を服用しても影響はないといわれています。
ただし成分には注意が必要で、薬の成分が母乳を通して乳児へ影響を与える可能性があります。
自己判断で服用せず、必ず医師に相談してください。

目薬や貼り薬、塗り薬は大丈夫?

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風邪薬以外の目薬や痛み止めの貼り薬、塗り薬なども同様で、使用することはできます。
これらの成分はほとんど体に吸収されないからです。
例えば、腰に湿布を張ったとしても腰以外の痛みがとれることはないように、成分が体に吸収されて全身にめぐっているわけではありません。

そのほか、医師の診断のもと処方せんをもらって病院や薬局で購入する解熱剤や抗生物質などについても、妊娠期間中に服用しても赤ちゃんへの影響はないといわれています。
また、花粉症やアレルギーに対する薬であっても同様です。

漢方薬は飲んでもいいの?

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漢方薬については、効能として身体を冷やすものなどもあり、種類によって服用には気をつける必要はあります。
ですが、仮に妊娠していることに気付かずに飲んでしまったとしても、お腹の赤ちゃんに直接的な影響は与えないと考えられます。

とは言っても、漢方薬には非常にたくさんの種類があるので、全てが安全というわけではありません。
服用する際には医師に相談した方が良いでしょう。

予防接種は大丈夫?

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インフルエンザなどの予防接種も、妊娠中でも必要に応じて行います。

通常インフルエンザにかかってしまったときは、インフルエンザ特効薬である「タミフル」や「リレンザ」を使用して治療します。
ですが、これらの特効薬は妊婦さんに対しての安全性がはっきりと確認されていないため、インフルエンザによる重症化のリスクの方が特効薬のリスクより高く、危険と判断される場合だけ、投与可能なのです。
そのため、インフルエンザは予防が一番大切です。

では、妊娠中にインフルエンザの予防接種をしても大丈夫なのでしょうか。
インフルエンザワクチンは不活化ワクチンと呼ばれる死んだウイルスを使用して作られているため、毒性はありません。
ですから、妊娠中に予防接種をしても母体にも赤ちゃんにも影響は極めて低いとされ、希望する場合は予防接種をしても良いことになっています。

また、妊娠中に風疹ワクチンは使用しないことになっています。
ですが、知らずに接種したとしても、母体が風疹にかかったことによって起こる赤ちゃんの難聴などの障害を起こす「胎児風疹症候群」になったという例はこれまでにありません。

持病がある人の薬は大丈夫?

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妊娠中でも時期と薬の種類にさえ気をつければ、市販薬でも服用できるものもあることはお伝えしてきました。
ですが、一方で例外があります。
それは、持病のある人です。
リスクが高まる持病の代表的な薬として挙げられているのが、抗がん剤、リウマチ、高血圧、てんかんなどの薬です。

ですが、服用せざる得ない場合もあります。
例えば、てんかん発作を抑える薬を使わずに、てんかんの発作が発症してしまった場合、母体と赤ちゃんにとっては、服薬リスクと比較しててんかんを発症する方が危険になる可能性が大きいのです。
そのため、専門家(医師)の見解では、妊娠中でも薬の使用を推奨するケースが多いのです。
持病を持っている人は、妊娠している事実をしっかりと医師に伝えて、服薬リスクと発症リスクを合理的に比較・判断してもらいましょう。

服用は避けた方がいい薬

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妊娠中に服用することで催奇形性のリスクを持つ薬もあります。

風邪などの際に、日常的に使用する代表的な抗生物質として、「クラビット」という名前を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?
そのほかとして、「塩酸ミノサイクリン」や「パクタ」等々が挙げられます。
一般的に抗生物質は救世主的存在です。
しかし、赤ちゃん対して悪影響を及ぼしてしまいますので、服用は避けてください。

鎮痛剤では「ロキソニン」に注意が必要です。
頭痛は妊娠中のトラブルとしてよく起きるものなのですが、妊娠中の服用に関して安全性が確立されておらず、赤ちゃんに何らかの悪影響があると考えられています。
必ず服用前に医師に相談することが必要です。

降圧薬(高血圧治療薬)で避けた方がいいのは、新型の降圧薬と言われているARB (アンジオテンシンII受容体拮抗剤)という種類の「オルメテック」や「ミカルディス」、「カルブロック」です。
ですが、妊娠中の高血圧症に注意が必要となってきますので、医師に相談して血圧を安定させるためのアドバイスを受けてください。

その他、抗凝固薬の「ワーファリン」、角化症治療薬の「チガソン」、抗てんかん薬の「フェニトイン・テパケン・ヒダントールF・テグレトール」、抗ウイルス薬の「レベトール」の服用には注意してください。

まとめ

一部を除いては、妊娠中に薬を服用しても、特に影響はないと言われています。
ですが、自己判断は非常に危険ですので、必ず医師に相談してから服用するようにしましょう。
妊娠中だからこそ、冷静な判断が必要であり、その判断が元気な赤ちゃんを出産することに必ず繋がります。

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