妊娠中のアルコールはNG!知っておきたい飲酒後の悪影響とは?

妊娠中のアルコールはNG!知っておきたい飲酒後の悪影響とは?

アルコール摂取はおなかの赤ちゃんに悪影響を及ぼすので、妊婦さんの飲酒は禁物です。
ですが、厚生労働省が行った調査によると、妊娠中の女性の飲酒率は全体の8.4%となっています。

妊娠中はイライラしやすくなりストレスもたまりがち。
ついついお酒が飲みたくなることもありますよね。
特にお酒が好きな人にとってはつらい時期と言えるでしょう。
では、実際のところ妊婦さんの飲酒は胎児にどのような影響を与えるのでしょうか。
今回は、妊娠中の飲酒・アルコール摂取がおなか赤ちゃんに与える影響についてまとめてみました。

赤ちゃんと母親は、まさに一心同体

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おなかの赤ちゃんは胎盤を通して母親から栄養をもらっています。
そのため妊娠中の母親が飲酒すると、アルコールも血管と胎盤を通過してしまい、胎児細胞の増殖や発達の妨げになってしまう恐れがあるのです。
大人であれば、肝臓の働きによってある程度はアルコールを分解することができます。
しかし、胎児は肝臓の機能がまだ発達していないので、アルコールを分解するまでに長い時間が必要になり負担になってしまうのです。
その間、赤ちゃんの体内にはアルコールが残り、それによって様々な影響が出てしまうと考えられています。

なぜ、妊娠中はお酒を飲んではいけないの?

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胎児性アルコール症候群(FAS)は、妊娠中の女性が習慣的にアルコールを摂取することで、赤ちゃんに影響を及ぼす先天性疾患です。
生まれてくる赤ちゃんに、軽度から重度にまで及ぶ知能障害、学習障害、形態異常、てんかん、脳性小児麻痺などの障害が出てしまうことがあります。
たとえ見た目で異常が分からない場合でも、重度の行動障害が現れることもあるのです。
症状が軽度から重度にまで及ぶ理由は、妊娠期間中に母親が摂取したアルコールの量と期間によって、疾患の重さが変わってくるためです。
とはいえ、妊娠中や授乳中のアルコール摂取を避けることで100%防ぐことができると言われているので、妊娠・授乳中の飲酒を控えていれば心配する必要はありません。

胎児性アルコール症候群(FAS)とは?

胎児性アルコール症候群は、妊娠中の母親がアルコールを摂取することが原因となり、生まれてくる赤ちゃんに様々な先天性疾患が見られる状態をいいます。
具体的には以下のような症状が現れます。

〇中枢神経の異常

外見上の異常が見られない場合でも、中枢神経に異常をきたしている場合には知能障害や学習障害、注意欠陥多動性障害(ADHD)が出る可能性があると言われています。

〇発育の遅れ

低体重や低身長など、発育が悪くなります。
アルコールを摂取しない母親から生まれてくる子どもに比べ、約5〜10%ほどからだが小さく、その後も成長が遅くなる傾向にあることがわかっています。

〇顔に関する奇形

顔つきが全体的に平べったいつくりになりやすくなります。
鼻が小さくて低く、目が小さく瞼が瞳孔部分の幅までしか開かないなどの特徴が現れます。

〇からだの障害

関節の形成異常や心疾患などが起こる可能性があります。

さらに、自然流産のリスクが高くなる傾向もあると言われています。
しかし、胎児性アルコール症候群に有効な治療法は未だ確立されておらず、現状では妊娠中のアルコール摂取を避けることしか発症を防ぐ方法はありません。

ノンアルコール飲料なら大丈夫?

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ノンアルコールのビールやカクテルなどの、いわゆるノンアルコール飲料と呼ばれるものについてはどうでしょうか。
実は、日本の法律ではノンアルコールと表記する際にも1%までのアルコール分が認められており、一口にノンアルコール飲料と言ってもアルコールを全く含まないものと、微量に含むものがあるので注意が必要です。
たとえアルコール度数が1%未満であっても、胎児性アルコール症候群発症のリスクがあり、妊娠中の方は飲用を避けるべきであると言われています。
そのため、ノンアルコール飲料を飲む際は必ずアルコール度数を確認し、0.00%の完全なノンアルコール飲料を飲むようにしましょう。

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『妊娠中でも飲酒をしたい!そんな妊婦さんでも飲めるノンアルコール飲料がおすすめ』

注意が必要な食品

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食品にもアルコールが含まれるものがあるので要注意です。
最後に、アルコールを含む一般的な食べ物、飲み物を紹介したいと思います。

〇ブランデー・ウイスキー入りのお菓子

チョコレートなどのお菓子にはブランデーやウイスキー入りものがあり、当然アルコールも含まれるので控えるようにしましょう。

〇みりん

みりんは加熱せずに口にするとアルコールを摂取してしまいます。
でも、加熱すればアルコールが蒸発するので調味料として加熱して使うのであれば問題はありません。

〇甘酒・酒粕

よく心配されるのがこの甘酒と酒粕なのですが、ふたつともアルコールが含まれるので控えるようにしましょう。

〇奈良漬け

実は奈良漬けにもアルコールが含まれていますので注意してください。

〇栄養ドリンク

栄養ドリンクにはアルコールを含むものがありますので注意しましょう。
また、アルコールを含んでいないものでもカフェインが多く含まれているので、妊娠中は避けた方が良いでしょう。

ほかにもアルコールが含まれる食品は多くありますが、アルコールを含むものには必ず表示がありますので、妊娠中はしっかりと事前確認をしていきましょう!

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宮川修一

株式会社ベジタル 代表
ウェルネス・アンバサダー
2011年12月生まれと2015年5月生まれの男の子の父。サラリーマン時代にスープ専門店を経営。妻の妊娠を期に、子供の食育はお腹の中から始まっていることを知り、産前・産後の健康をサポートするマタニティスープを開発。プレママ・ママが住みやすい環境づくりを応援するためベイビースタイル、まえばしマタニティサークルなどを実施中。

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