妊娠初期の疑問・不安を解決!妊娠初期・超初期の症状から食事、注意点まで

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妊娠初期の疑問・不安を解決!妊娠初期・超初期の症状から食事、注意点まで

妊娠が発覚した方、あるいは妊娠した可能性のある方、必見です!
これから出産に向けて準備すべきこと、考えておくべきこと、今後起こる可能性のあることに関して、細かくご紹介していきます。
妊娠初期には注意すべき点がたくさんあり、知らないと混乱してしまうかもしれません。
そこでかゆいところに手が届くように、詳しく順序立てて説明します。
ここにつづる記事は、妊娠初期に関するオリエンテーションです。
赤ちゃんに出逢えるその日のために、いざというときに冷静でいられるよう、しっかりと知識を身につけ、そして新しい未知の領域に飛び込んでいきましょう!
では、これからひとつずつ解説していきます。

妊娠初期とは

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妊娠初期はいつからいつまで?

妊娠初期とはどの時期を指すのでしょうか?
昔からの言葉に「十月十日」という言葉があります。
最後に生理があった日から分娩までの期間を妊娠期間と言いますが、これは10か月ほどであることが知られていました。
しかし、実際のところ妊娠期間は280日±15日であるとされています。

世界保健機関(WHO)の定義によると、最終月経の開始日は妊娠の0週0日となります。
妊娠2週の開始日、すなわち妊娠2週0日は14日目となります。
同様に、妊娠4週の開始日が28日目にあたり、妊娠4週目は妊娠2か月目となります。
妊娠40週の開始日、すなわち妊娠40週0日は280日目になります。
この日は分娩予定日とされていますが、もちろん必ず生まれるはずの日というわけではないことに注意をしてください。

妊娠は通常、3か月単位で区切られています。
・妊娠初期
・妊娠中期
・妊娠後期
このうち妊娠初期は、妊娠の2か月目から4か月目にあたり、週で計算すると4週から15週になります。

妊娠超初期とはいつのこと?

さて、妊娠初期のうちでも妊娠超初期とはいつのことでしょうか?
妊娠超初期とは妊娠が判明する前の0週間から3週間頃の時期を指すとされています。

妊娠検査薬

ヒト絨毛性ゴナドトロピン(Human chorionic gonadotropin, hCG)とは、妊娠中に生み出されるホルモンです。
このホルモンは胎児の胎盤で作られます。
妊娠検査薬はこのホルモンに反応して、反応が陽性であれば妊娠していることが分かります。

受精卵が子宮の内膜に着床するとhCGが多く分泌されるようになります。
市販されている妊娠検査薬は尿の中のhCGの値が50mIU/mLを超えると陽性の反応を示します。
排卵を始めてから10日程度で尿に含まれるhCGの濃度が上昇します。
排卵されてから12日目、すなわち着床してから3日目には25mIU/mL、排卵後14日目、すなわち着床してから5日目には検査薬陽性を示す50mIU/mLを超えます。

けれども、妊娠検査薬の反応が陰性であったのに妊娠している場合があります。
これは検査薬で規定されている時期に検査しなかったり、自身の生理の周期がずれて検査すべきではない時期に検査していたりする、いわゆるフライング検査が原因なのです。
フライング検査では、尿の中のhCGの濃度が検査薬にとっての検査可能な数値に達していないために、妊娠検査薬は陰性を示します。
フライング検査の疑いがある時には、1週間を開けて、再度の検査を行う必要があります。

妊娠初期に現れる症状の特徴

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妊娠初期には身体の変化が激しいので様々な症状が身体に現れます。
ただし、現れる症状は人ぞれぞれです。

微量の出血

妊娠初期、とりわけ4週目あたりに子宮粘膜の充血により微量の出血がある場合がありますが、基本的に心配ありません。
ただ場合によっては切迫流産や子宮外妊娠など、重大なトラブルの兆候のケースもあるので注意が必要です。

胸が張る、痛くなる

妊娠初期には黄体ホルモンが多く分泌されるために、乳首が張ったり痛みを感じたりします。
これはまもなく落ち着きますが、産後に母乳が赤ちゃんに与えられるように乳腺や乳管が形成されるために胸の痛みや張りが続くことがあります。

気持ちが悪くなり吐き気がするつわりの症状

つわりは、早い人で妊娠2か月頃から始まり、症状がピークを迎えるのは妊娠4か月頃で、その後少しずつ症状が和らいでいき、妊娠5か月)頃には落ち着く人が多いです。
つらい場合にはアロマテラピーを利用してゆったりと過ごす、あるいはモーツァルトなどの室内楽や器楽曲を聴いて過ごすのがよいでしょう。

食欲

妊娠初期にはつわりなどもあって食欲が落ちやすくなります。
しかし、逆に胎児が栄養を欲するために食欲が旺盛になることもあるのです。

食欲が落ちたときには少しでも食べられるものを口にするようにしましょう。
例えば茶碗蒸しやうどん、お茶漬け、おにぎりなどは食べやすいのでおすすめです。
それでも食べにくいという場合には冷たいもの、つまりアイスやシャーベットなどでも大丈夫です。

ただし、冷たいものをあまり食べすぎるとお腹を冷やしてしまうので食べすぎには注意してください。
また、ジュースやあめ、ゼリーなどでも糖分がとれるのでエネルギー補給ができます。

一方で食欲が旺盛になりすぎるケースでは、妊娠初期にはある程度食べ過ぎてもそれが赤ちゃんの栄養になるので問題ありません。
ただし、中期以降も食べ過ぎると急激に体重が増加してしまうので気をつけてください。

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腰痛

妊娠初期によく悩まされる症状のひとつが腰痛です。
その要因は、骨盤の関節を作っているリラキシンというホルモンによるものです。
このホルモンは、胎児が通りやすいように骨盤の関節を作っている結合組織や靭帯を緩めますが、骨盤が緩んでしまうと背骨や首や頭を支えられなくなります。
そのため、骨盤周囲の筋肉が緊張するので腰痛が起きるのです。
さらに、足の付け根、恥骨周辺などが痛むというのもよくあります。

腰痛を改善するためにさらしを腰に巻くとよいでしょう。
また、腰を冷やさないように、腹巻を巻くのがベストです。
適度な運動をすると腰痛が解消されるので、体調がよいときにマタニティビクス、マタニティヨガ、マタニティスイミング、そしてウォーキングなどをしましょう。

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おりものが変化する

妊娠初期にはホルモンの変化により、おりものの量が増えますが、代謝が活発になるためなので色が白や透明、薄いクリーム色ならば問題ないでしょう。
下着はこまめに変え、清潔を保ちましょう。

ただし、出血したようなピンク色、茶褐色、緑色、黄色、形状が泡状ならば、切迫流産、感染症などが疑われるので、医師に相談してください。

腹痛、下腹部痛、生理痛はつらい

妊娠初期には妊婦さんはお腹が張ったような感じが起きることがあります。
これは胎児が大きくなるために子宮の筋肉が大きくなったり、子宮へいく血流が多くなったりすることからくるものです。
特に下腹部がチクリと刺すように痛みます。

お腹が張るのはつらいですが、これは妊娠によって起きているので緩和しづらく、また心配する必要はありません。
ただし、子宮が収縮して起きている痛みの場合には流産の危険性があるので、すぐに病院を受診してください。
このような下腹部痛は生理痛に似ています。
生理痛も非常につらいのですが、これも産後には治まります。

頭痛

妊娠初期によくあらわれる症状のひとつが頭痛です。
この原因はホルモンバランスの変化によるものともいわれますが、まだはっきりしたことは分かっていません。

いずれにせよ、この時期は胎児が育つ大切な時期ですから、自己判断で頭痛薬などは飲まずに、医師に相談してください。
妊婦さん自身でできる対策としては眼の周辺や首、肩を冷たくしたタオルで冷やす、あるいは温めるといった方法があります。
また、部屋を換気するのもよいでしょう。
めまいなどがある場合には主治医に妊娠の可能性を告げ、相談しましょう。

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胃痛

妊娠するとプロゲステロンという黄体ホルモンの分泌が盛んになり、子宮の収縮を和らげ、子宮が大きくなるのを助けます。
このホルモンによって胃腸の働きが弱まってしまい、そのために通常より食べ物が胃にとどまるようになり、胃もたれや胃痛が起きるのです。

自律神経は交感神経と副交感神経がバランスをとりながら働いていますが、妊娠するとホルモンバランスが変わるためにこのバランスが崩れやすくなり、どちらか一方が強くなりやすくなります。
そのために胃酸の分泌が少なくなったり、逆に過剰になったりして、胃痛や胃もたれが起きやすくなります。
こんなときは、よく噛んで食べ、少量の食べ物を5~6回にわけてとるようにしてください。
また、胃酸の分泌を過剰にするカフェインや唐辛子を避け、ヨーグルトや食物繊維の多いキャベツなどの野菜を多めにとりましょう。

味覚、嗅覚が変わる

妊娠により、味覚や嗅覚が変化するというのは昔からよく聞く話です。
とりわけ酸っぱいものが無性に食べたくなるのは一般的ですが、それ以外にも甘いものを無性に食べたくなるというのもよく聞きます。
また、匂いに敏感になることもあります。
しかし、何も心配する必要はなく、こういった五感の変化は産後に元に戻ります。

頻尿、便秘、下痢になる

妊娠した場合、頻尿になることはよくあります。
これは子宮が大きくなるために膀胱が圧迫されることによるものです。
この場合、膀胱炎にならないように我慢はしないようにしてください。
妊娠初期に働いている場合でも我慢はやめましょう。

便秘も妊娠すると起きやすい症状のひとつです。
これはプロゲステロンが多く分泌されるようになるために腸の筋肉の動きが抑えられてしまうためです。
しかし、もともとはこのホルモンは子宮内膜を厚くして受精しやすくし、妊娠状態を維持し、筋肉の収縮を抑え、子宮を緩ませ、胎児が育ちやすい状態を作る働きをします。

では便秘を抑えるにはどうしたらよいでしょうか?
対策としては食物繊維の多い食べ物を多くとるようにするのが一番です。
林檎や寒天、ドライプルーンなどを多く食べましょう。
また水、お茶、白湯などをこまめにとるようにしてください。
ですが、冷たい飲み物をとりすぎるのはよくないので注意してください。
冷たいものをとりすぎると、お腹を冷やしてしまい、子宮に血液が流れになって胎児に栄養がゆきわたりにくくなり、逆子になるリスクも高まります

下痢も妊娠初期によく起こる症状で、その要因としては妊娠したことによる精神的なストレス、妊娠前からの食べ過ぎ、冷えなどが挙げられます。
対策としては、ストレスをためないようにゆったりと過ごす、食事を何回にもわけてこまめに摂るようにする、腹巻をして寝るなどといった方法があります。

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微熱気味で基礎体温が高い状態が続く

プロゲステロンの作用で、妊娠初期には風邪のときと似たような微熱が続くといった症状が起きます。
これは妊娠を告げ知らせるサインとなるのですが、これを知るためには普段から基礎体温を測っておく必要があるのです。
しかし、これは疾病ではないので、うっかり風邪薬を飲んでしまうことがないように気をつけなければなりません。

身体がだるい、眠い、眠気がある

妊娠初期には身体のだるさを覚えることが多くなります。
これは風邪ではなく、時期が来れば治まるものなので気にする必要はありません。
また眠くなる、眠気があるという状態も妊婦さんがよく経験する状態ですが、これも原因はプロゲステロンの作用です。
これも防ぎようはないので、オレンジなどの精油をハンカチにつけておいて、それを嗅ぐといった手段をとるくらいしか方法はありません。

基礎体温が一瞬下がる

基礎体温がベッドや布団に寝た瞬間に一瞬下がるというのはインプランテーションディップといって妊娠の兆候のひとつです。
これは寝づわりといってやはり、つわりの一種です。

ニキビや吹き出物など肌荒れ

妊娠するとホルモンバランスの変化によりニキビや吹き出物ができやすくなり肌が荒れることがあります。
これは疾病ではないので気にする必要はありませんが、気になるという方はバランスの良い食事を心がける、洗顔と保湿をシッカリ行うといったことだけでも実践しましょう。

涙もろくなる

妊婦さんは普段よりナーバスになりやすく、他人のちょっとした言葉にも傷つきやすくなっています。
特に夫の言葉などに過剰に反応してしまいがちです。こんなときはどうしたらいいのでしょうか?

まずはおおらかな気持ちでゆったりと過ごすように心がけてみてください。
そのうち細かいことが気にならなくなるでしょう。

イライラ

妊娠初期はイライラしやすくなります。
これまたプロゲステロンの分泌が多くなることが原因です。
つまり妊婦さん自身の落ち度などではないということをしっかり理解しておきましょう。
もちろん、周りの人にもそのことを伝えておくべきです。
軽いうつになってしまうケースもあるので、気になる場合には医師に相談してください。

先輩ママたちの実体験

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妊娠初期で不安に思ったこと、知りたかったこと

妊娠すると、どのような感情にとらわれるのでしょうか?
新しい生命を誕生させたことについての喜びを感じるのと同時に、不安や心配に駆られます。
妊娠初期の不安や心配に対処するには、不安の実例を知りましょう。

妊娠の初期に気になるのが流産についてです。
妊娠12週目以前に起こる早期流産の原因は受精卵の染色体異常などがあげられます。
これは胎児が原因となることがきわめて多く、妊婦さんの努力で防げるわけではありません。
流産の兆候として、お腹の張りや、腹痛、出血などがあります。

妊娠初期には少量の出血が起こることがあります。
その原因は、生理的なもの(着床出血、絨毛性出血など)や子宮腟部びらん(子宮の入り口がただれている)などであるので、それらの多くの出血の現象には心配は必要ありません。
出血の色が薄いピンクや茶褐色である場合には心配しなくても大丈夫そうです。
また、妊娠初期には胃酸過多になる場合があります。
その原因は、つわりで規則正しい食事ができないことや自律神経の機能の低下(ホルモンバランスの乱れによる)です。

妊娠に対する不安がストレスを生んで、そのせいで胃の痛みを感じることもあります。
痛みの症状があまりにも酷い場合には、医療機関を受診する必要があります。

妊娠初期の不安の原因には、つわりが重くて食事ができないことがあります。
お腹の中の赤ちゃんの成長について不安を感じますが、実際にはこの段階ではお腹の中の赤ちゃんはママの身体の栄養で成長することができます。

高齢出産による危険も不安を感じる要因になります。
35歳を超えた年齢で初産を迎えると心配を催します。
妊娠の危険は若くてもまったくないわけではありません。
高齢出産の場合でも、妊娠期間を健康に送って出産するケースは多くありますので、不安を対処するには、合併症を予防したり体力づくりをしたりして高齢の出産に備えることができます。

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妊娠がわかったら何をする?

出産予定日

妊婦は出産予定日のことを妊娠初期にはまだ考えなくても大丈夫ですが、妊娠36週目には出産のための入院準備が必要です。
ただ出産予定日はあくまで目安であって、早かったり遅かったりします。

母子手帳

どんな方でも母子手帳のことはどこかで聞いたことがあるでしょう。
これは妊娠検査薬で陽性反応が出ただけではもらえません。
赤ちゃんの心拍が確認できてはじめて、母子手帳がもらえます。

大概は医師から指示があります。
指示があったら自治体の窓口か産院で妊娠届出書の用紙をもらい、記入してお住いの自治体の窓口に提出します。
そしてその日のうちに母子手帳がもらえます。
この母子手帳には妊娠初期からの妊婦健診、出産時、赤ちゃんの成長、予防接種などに関する記録が書かれます。
なくさないようにしましょう。
再発行は可能ですが、記録は失われてしまいます。

入院時に準備するものリスト

妊婦さんが出産のための入院に際して準備すべきものはたくさんあります。
以下に挙げてみましょう。

・必須の持ち物
母子手帳、健康保険証、診察券、印鑑

・陣痛や分娩中にあると便利なもの
飲み物、ストロー付きのペットボトルホルダー、うちわ、カイロ、冷えピタ、テニスボール、ウィダーインゼリーなどの軽食、デジカメ、ミニバッグ

・入院生活で必要なもの
パジャマ3組程(前開きだと検診や授乳の時に便利)、カーディガン、ガウン、スリッパ、授乳用のブラジャー3組程、産褥ショーツ3組程、産褥ナプキン、母乳パッド、厚手の靴下、タオル、歯磨きセット、洗面用具、ティッシュペーパー、ウェットティッシュ、骨盤ベルトなど

・入院中にあったら便利なもの
メイク道具、汗拭きシート、赤ちゃんの爪切り、リップクリーム、ボディクリーム、イヤホン、時計、授乳クッションなど

ママの体の変化と赤ちゃんの成長

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1か月目(0〜3週)

妊娠後の1か月目(0〜3週)は妊娠初期のうちでも「妊娠超初期」と呼ばれています。
生理の予定日とそれ以降に妊娠検査薬によって検査を行うと妊娠が判明します。

妊娠するとホルモンが分泌されて身体全体がゆっくりと機能する状態に変化します。
妊婦さんのお腹の中の胎児は細胞分裂を行って、身体の器官(心臓、脳)を作り始めています。
妊婦さんはこの時期に眠さ、だるさ、ささいなことでのイライラ感を覚えます。
妊娠初期には、妊娠後はホルモンが分泌されるのでおりものの量が増えて、頻尿になります。
子宮が大きくなると膀胱を圧迫するのでトイレに行かざるをえなくなる回数も増えるのです。

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2か月目(4〜7週)

妊娠初期のこの時期には、妊婦さんは妊娠に気づき、つわりの症状も出てきます。
お腹の中の胎児は、最初は魚のような形をしていますが、妊娠後7週目にはヒトの形態に変化をします。

月経が1週間以上も遅れますので、妊娠に気づく方もいるかもしれません。
妊婦さんの身体では女性ホルモン(黄体ホルモン)が盛んに分泌されるようになります。
そのために身体全体にだるさを感じ熱気を覚え、一日中眠気を感じてたまらなくなります。

妊娠初期のこの時期のお腹の中の赤ちゃんの様子をざっと眺めてみると…
7週目頃には二頭身になります。
手と足の区別もついてきます。
胎盤のベースになる組織が形作られ、へその緖になる組織が発達します。
7週目までの時期は器官が形成される時期で、胎児の主な器官(脳、脊髄、目や耳の神経など)のベースが形作られます。
臓器の分化が開始されます。(心臓、肝臓、胃など)
目や口や鼻も形を整え始めます。

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3か月目(8〜11週)

妊娠初期とはいえ、この頃になると「つわり」の症状が大変になってくる時期です。
水を飲んだだけでも気分が悪くなったり、体重減少が著しくなったりします。

子宮は大きくなって、鶏卵の倍程度の大きさになりますが、お腹の大きさはほとんど目立たず、下腹部に触ると、ふっくらとした感触が伝わってきます。
妊婦さんの子宮に変化が起こって、子宮の筋が少しずつ引き伸ばされます。
そのために、下腹部には軽い痛みや違和感を覚えることがあります。

分泌されるホルモンの影響で骨盤がうっ血します。
また、同様に分泌ホルモンの影響で腸の働きが鈍くなり、便秘がちになることもあります。

次に妊娠初期、8〜11週目のお腹の胎児の成長の様子を眺めてみましょう。
医学用語としては、妊娠10週目から胎芽から胎児(ヒトの赤ちゃん)と呼ばれます。
尻尾はなくなります。足、頭、胴として発達して3頭身になります。

まぶた、唇、歯杯(歯の元になる)などが形成されてきます。
手足の指が分化して爪が生えてきます。
肝臓や胃、腎臓の機能が始まり、赤ちゃんは羊水を飲み、排泄を始めます。

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4か月(12〜15週)

妊娠初期の妊娠12週目は妊娠4か月のスタートにあたります。
12週目を経過すると、流産してしまう可能性は低くなってきます。
また、つわりは徐々に落ち着いてきます。

妊娠初期のこの時期になると、お腹の膨らみがほんの少し判別できるようになります。
体内では胎盤の形成が行われていて、胎盤から妊娠に必要なホルモンが分泌されます。
体内のホルモンの均衡が実現します。
妊娠4か月目、子宮は骨盤の上方に位置します。
妊娠の超初期には膀胱が圧迫されましたがこれが軽減されて、頻尿の症状が少なくなります。

12〜15週頃のお腹の中の赤ちゃんの成長を確認していきましょう。
器官形成が終わります。
これ以降、身体や手足の骨、筋肉が発達してきます。
羊水の量が増えます。胎児は羊水の中で手足を動かします。
皮膚は不透明になって厚くなってきます。
外性器が形成されます。
目はまだ閉じています。
顔には胎毛が生えてきます。
口を開け閉じし始めます。
15週目頃に胎盤ができあがり、赤ちゃんの発育はますます加速していきます。

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妊娠初期、超初期の注意点や体の気がかりとトラブル・病気

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ダイエット

この文章を読んでいるあなたは妊娠中に過剰に体重が増えるのを極度に恐れていませんか?
実際にはそれほど恐れる必要はなく、食べ物を減らすダイエットは赤ちゃんが低体重になるリスクを増加させ、かつその子が将来、糖尿病や高血圧症を招く可能性が高くなるのです。
特に、妊娠初期は気を付けましょう。
逆に食欲に任せて食べ過ぎると、脂肪が過剰になり産道を圧迫して難産のリスクが高まり、妊婦が高血圧症、糖尿病になりやすくなります。
妊婦さんは痩せるためではなく、7~10㎏増が適正とされる増加幅に体重増を抑えるためのダイエットを行ってください。

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妊娠中に身体や心のバランスを崩すことはあります。
妊娠超初期は細胞の増殖期なので問題ありませんが、妊娠2~4か月目という妊娠初期は赤ちゃんの身体が作られていく時期なので、薬の服用により奇形児が産まれるリスクがあることを覚えておきましょう。

服用に際しては必ず医師に相談してください。
特に問題があるのは、チガソンなどのビタミンA誘導体、抗がん剤、ホルモン系の薬、放射性医薬品です。
こういった薬を服用している場合には妊娠は避けねばなりません。
妊娠初期を過ぎると赤ちゃんが奇形リスクはほとんどなくなるので安心して薬が使えますが、服用しない方がいい薬もあるので医師の指示に従ってください。

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サプリメント

最近では、サプリメントは当たり前のように飲まれていますが、妊婦さんは安易にサプリメントを摂取しても大丈夫なのでしょうか?
とりわけ妊娠初期に必要な葉酸をサプリメントで摂りたい場合には悩ましいところです。

結論からいうと、自己判断でサプリメントを摂るのはやめ、飲む場合には必ず医師や管理栄養士に相談してください。
というのもサプリメントは規格が厳密に規定されておらず、栄養素の過剰摂取のリスクもあります。
サプリメントの胎児への影響もまだ不明な点が多いので注意が必要です。

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風邪、インフルエンザ

通常の身体でも怖いインフルエンザや風邪ですが、とりわけ妊婦さんは胎児に栄養がいくので免疫力が弱っていますから、発症リスクが高まります。
特に妊娠初期には妊婦さんは様々な不安感を抱くことでしょう。
寒気がしたら要注意です。

インフルエンザの特効薬・タミフルは胎児に影響がないと言われていますが、発症から2日以内に投与しなければ効果がないので、自覚症状がある妊婦さんは、早めに病院やクリニックを受診してください。

インフルエンザになると流産や早産のリスクは高まるので、予防が必要です。
その方法としては、外出時には必ずマスクを着用し、帰宅したらうがいを怠らないようにするのが代表的なところです。
またアルコール消毒も励行しましょう。
風邪の場合も同様です。
なお、風邪薬は胎児に影響が及ぶ可能性があるので安易に服用してはいけません。

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妊娠初期は先天異常のリスクに注意

妊娠初期は薬などが胎児に影響を及ぼし、先天異常のリスクが高い時期です。
そのため、妊娠に気づいたら市販薬は飲まないでください。
服用できるのは5か月目くらいからです。

具体的には、妊婦が風疹になった場合に赤ちゃんには白内障、心疾患、難聴といった先天異常などがあります。
またサイトメガロウィルスというウィルスが原因となるモノとしては小頭症、小眼球症などがあるのです。
特に妊娠4週目まではこの風疹感染による先天異常のリスクが50%以上というデータがあるので注意してください。

冷え性

妊娠するとそれまで冷え性とは無縁だった方でも冷え性になりやすくなります。
これはホルモンバランスが変化することと、妊婦さんはお腹に赤ちゃんが育ってくるために姿勢が悪くなってしまいやすく、そのために血行が悪くなることがその要因です。
とりわけ妊娠初期が要注意といえます。
そして、冷え性になると子宮内に血液が流れにくくなるために、赤ちゃんが血液から栄養を補給しづらくなるので、温かいところを求めて動くのです。
そのため逆子になるリスクが高まります。
もちろんそれだけでなく、切迫早産、切迫流産のリスクも上昇します。

このようにとても怖い妊娠初期の冷え性ですが、対策としては漢方でいうところの陽性食品を摂って身体を温めるようにするのがベストでしょう。
つまり内側から温めるというわけです。
具体的な食品にはいろいろありますが、人参、ジネンジョ、ゴボウ、鮭、鯵などは代表的なところです。
また、マタニティスープの生姜トマトスープも、生姜の作用で体を温め、同時に栄養も取れるためオススメです。
こういったものを使ったレシピを考えて摂取してください。

流産

流産は珍しいものでしょうか?
答えは残念ながら決して珍しくないということになります。
妊娠初期には非常に流産のリスクがあるのです。
具体的な数字としては妊婦さんの15%が自然流産になります。
その要因はほとんどが受精卵の染色体異常ですから、妊婦さん自身の責任ではありません。

しかし、実際には流産してしまうと自分を責めてしまいます。
これはとてもつらいことですが、必ずしも妊婦さんに原因があるわけではないということを覚えておきましょう。
ただ冷え性の場合に流産のリスクが高まるのは事実ですから、気を付けることとしては、できる限り身体を冷やさないように、使い捨てカイロをうまく使ったり、腹巻を巻いたりして体が冷えないように心がけてください。

お腹の張り

妊娠するとお腹が張る、あるいはお腹が痛いのは当然と思っていらっしゃる方が多いでしょう。
特に妊娠超初期や妊娠初期にはお腹の張りが起きます。
これはもちろん事実ですから別に危険はなく、対処法を考える必要もありません。
しかし怖いのはそれが流産に至る兆候であるケースがあるということなのです。

そのあたりを見分けるには、下腹部を掌で触ってみた際に普段より硬いと感じる、あるいは出血があるといったことがあるかどうかでわかります。
もしそのようなことがあったら、切迫流産のリスクがあるので、すぐに産婦人科を受診してください。
このようなケース以外では、妊娠によるホルモンバランスの変化により胃や腸の働きが弱ってしまうために便秘になりやすくなり、そのためにお腹が張ってしまうこともよくあります。
この場合、便秘が解消されたとたんにお腹の張りが治まります。

旅行へ行ってもよい時期

妊婦さんだって妊娠していない人と同じように旅行したいはずです。
では具体的にはいつ頃がベストなのでしょうか?

まず妊娠初期はつわりもひどく、身体のだるさもかなりあるはずなので、旅行にはでかけにくいでしょう。
また風邪をひいたりインフルエンザになったりした場合に困る時期なので、できれば旅行は避けるべきです。
また、臨月になったら当然のことですが、旅行はやめなければなりません。
いつ陣痛が始まるか分からないにも関わらず旅行するのは危険すぎます。

ここまで読んでわかるように旅行に出かけてもよいのは、いわゆる安定期に入る妊娠5か月目~7か月目までの時期です。
このタイミングならば問題ありません。
気分転換にもなるでしょうし、産後は子育てに追われてしまうのでしばらくは旅行へも行きにくくなりますから、旅行には向いている時期といえましょう。

8~9か月目には旅行は我慢してゆったりと過ごすようにしてください。
ただ海外などは飛行機や食べ物や気温の変化などにおけるリスクがかなりあるので、できれば避けたいところです。
またあまり長期間にわたる旅行はやはり妊娠したら控えましょう。
まずは元気な赤ちゃんを産むことを第一に考えて生活すべきです。

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妊娠中の食事で注意したい食べ物は?

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飲酒

2010年の時点で厚生労働省の調査によると、妊娠中の女性の8.4%が飲酒をしています。
しかし、妊婦さんの飲酒はお腹の中の胎児に影響を与えますので、ご法度です。
お腹にいる赤ちゃんはママの胎盤を介して栄養の補給を受けています。
ママがお酒を飲むと、アルコールも血管と胎盤を通して赤ちゃんのもとにもたらされ、胎児の細胞の増殖・発達を妨げてしまう可能性があります。
胎児は肝機能が未発達でアルコールが分解されるまでに時間が長くかかり、アルコール分が分解されるまでに胎児の体内にアルコールが残存して、そのために種々の影響が出るのです。

同じく厚生労働省の調査によると、妊娠と気が付く前であっても飲酒をすると妊娠超初期の胎児の発育に影響します。
大量に飲酒をすれば胎児性アルコール症候群(後述します)や流産の危険性が指摘されています。
医学的観点では、妊娠中の各時期に摂取したアルコール量による影響が証明されているわけではありません。
したがって、妊娠が判明した場合には、アルコールを控えるべきです。
妊活中の場合は、可能であれば、妊娠前からアルコールを断つことが赤ちゃんのために重要です。

妊娠初期だけでなく、妊婦さんが飲酒をすると、生まれ出てくる赤ちゃんには「胎児性アルコール症候群」が生起する可能性があります。
胎児性アルコール症候群には、身体性と精神性の症候群があります。
このうち、身体性の影響として次のものを挙げることができます。

・発育が遅れる
・容姿が特異になる
・身体の障害

精神面への悪影響としては、注意欠陥多動障害(ADHD)やうつ病といった中枢神経に障害が現れます。
精神面では、胎児性アルコール症候群は、学童期以降に発現します。
また別な研究によれば、妊娠初期の場合には身体性の障害である奇形、妊娠末期の場合には精神性の障害である発達遅延や中枢神経系の機能不全などの異常が出る可能性があるといわれています。
胎児性アルコール症候群については、効果的な治療法がありませんので、妊娠時のアルコール摂取には十分な注意を払いましょう。

カフェイン

アルコールだけでなく、妊娠初期の妊婦さんはコーヒーを飲むことも抑制するように言われています。
ご存知のようにコーヒーはカフェインを多く含みますが、この成分が胎児に悪い影響を与えるからです。
妊娠初期には摂取には注意が必要だとされていますが、妊娠初期以降はごく少なめであれば問題がないとされています。

カフェインは摂取されるとヒトの中枢神経を興奮させます。
この成分を大量に摂取すると、不眠(眠れない状態になります)、精神的興奮、筋の緊張、頻脈、呼吸の促進などの現象が引き起こされます。
妊娠初期の妊娠中のママの身体には適切ではない影響を及ぼすのです。
妊娠中のママさんの身体ではカフェインが分解されるのに時間がかかりますので、摂取された成分は胎盤を介して胎児に移行をしてしまいます。
一部の研究では、流産、早産、体重の少ない赤ちゃんの出産、発達障害の一因とされています。

摂取量の上限を以下に掲げます。
・イギリス、1日200ミリグラムまで
・米国・カナダ、1日300ミリグラムまで
・日本は明確な基準はありません
しかし、日本人の体格から考えて1日に150から200ミリグラムの摂取は許される範囲とする説もあります。

栄養ドリンク

次に妊婦さんでも栄養ドリンクを飲んでも良いのか、また飲んでいいもの、飲むべきではないものをまとめてみました。
栄養ドリンクに配合されているのは、ビタミン、アミノ酸、生薬由来のエキスです。
これらの成分が疲労を回復させる効果をもたらします。
栄養ドリンクは妊婦さんの身体に作用を及ぼしますので、以下では妊娠中に飲むことができる栄養ドリンクをチョイスするポイントを示します。
妊娠初期から以下のポイントに気をつけてくださいね。

・カフェインを含有しているか?
・カロリーは高くないか?
・アレルギー成分は含有されいないか?

ビタミンA

ビタミンAは、水に溶けにくく油(脂)に溶けやすいビタミンです。
次のような成分に大別することができます。

・レチノール:うなぎやレバーなどの動物性食品に含まれる
・βカロテン:緑黄色野菜、葉物植物に含まれる

ビタミンAという場合には、上記のうちのレチノールを指します。
βカロテンは身体内でビタミンAに変換をされるためにプロビタミンAと呼ばれます。

妊娠中にいつもビタミンAを摂っていると、免疫力が低下していて通常薬を飲むこともままならない妊婦さんが、食生活といった生活習慣で風邪を予防することができます。

緑黃色野菜や葉物野菜に含有されるビタミンA(βカロテン)を摂取しても問題はありません。
問題になるのは動物性食品に含有されるレチノールを過剰に摂取することです。
レチノールは体外に排出されにくいからです。
特に妊娠初期は、妊娠中の過剰摂取により身体内に残存し、奇形性の胎児を発症する危険性が高まります。
ビタミンAは健康に良い効果を及ぼすので妊娠中に積極的に摂取したいビタミンです。
妊娠中には、レチノールを含有する動物性の食品の摂取に留意しつつ、βカロテンを含有する緑黄色野菜と葉物野菜を食べてビタミンAを摂取します。

妊娠中に食べてはいけない食品を気にしすぎてもストレスが溜まります。
どのような食べ物でもバランスをとって食べることが重要になります。
妊娠初期からビタミンAの摂取には注意をして取り組む必要があります。

生もの

妊娠中に刺し身や寿司のような生ものを食することはご法度というわけではありません。
魚には、タンパク質やDHA、カルシウムが豊富に含まれています。
これらの栄養素は妊婦さんの食事には欠かせません。
妊娠中に刺し身や寿司を食べるときには、生魚の鮮度などに注意を払う必要があります。
食べる量や食べる頻度も注意をする必要があるので、妊娠初期から妊娠前よりは控えめにしたほうが無難です。

塩分

厚生労働省の研究によれば(『日本人の食事摂取基準2015年版』)、妊婦さんが目標とすべき1日あたりの食塩の量は7グラム未満です。平成25年時点では、成人女性は1日あたり9.4グラムの食塩を摂取しています。
1日に7グラム未満の摂取は厳しい努力目標になります。

妊婦さんが過剰に摂取し続けると、妊娠高血圧症候群になります。
もし妊娠高血圧症候群に罹ってしまうと、血流が悪化して、胎盤を介して胎児に送られる酸素や栄養が減少します。
酸素や栄養の減少の結果として…
・胎児の発育不全
・子宮内の胎児の死亡
・低体重児の出産
などの危険性が予想されます。
その意味からも胎内の赤ちゃんを保護するためには、妊娠初期から、妊娠中の塩分の摂取の量には細心の注意を払いましょう。

糖分

妊娠中には甘いものが食べたくなります。
その理由は、胎児への栄養として糖分であるブドウ糖が必要になるからです。
通常の食事ではブドウ糖が足りなくなり、妊婦さんの身体の糖分から胎児に糖分が送られるために甘いものを欲求するのです。
妊娠初期(3週から16週)および後期28週から31週)ともに、多くの糖分が胎児に送られますので、妊婦さんは多く甘いもの欲するようになります。

糖分の過剰な摂取は、胎児に以下のような悪い影響を及ぼしてしまいます。
・体重増加
・妊娠糖尿病
このうち、体重増加について考えてみましょう。
甘いものはカロリーや糖質が高くて過食になると、体重増加と脂肪の増加をもたらします。
体重増加をすると、陣痛時に子宮口が開きにくくなり難産になります。
次に妊娠糖尿病について説明します。
甘いものを食べると血中内のブドウ糖が増えて血糖値が上がります(高血糖)。
妊娠糖尿病の可能性が出てきます。
妊婦さんが糖尿病になると、胎児も糖尿病になりやすい体質になります。

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水銀を含む魚

魚には多かれ少なかれ水銀が含まれています。
したがって、水銀を含んでいる魚を食べる量については注意を払う必要があります。
妊婦さんが魚を介して水銀を摂取してしまうと、胎内の赤ちゃんに運ばれて先天性異常を引き起こす可能性があります。

インスタント食品

妊婦すると、味覚が変わることがあります。
妊娠初期であっても、ある食品だけを無性に食べたくなるということもあります。
そのような食品のひとつにインスタント食品があります。

インスタントラーメンを一例にとって考えてみましょう。
インスタントラーメンに含まれる油分や保存料が、湿疹、下痢、嘔吐などを起こす原因になります。
妊娠すると免疫力が低下するために、たとえばインスタントラーメンの製造時の油が酸化していると、妊婦さんの身体がこれに過敏に反応します。
塩分が原因になることもあります。
油と塩分の新陳代謝が母体で十分に行われずに、身体の変調をきたす原因を招きます。

妊娠初期のおすすめ食事、食べ物

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お腹の中から食育を始めよう

生活習慣病などは遠い先の話と思っていらっしゃる方は意外と多いのではないでしょうか?
しかし実は生活習慣病対策は妊娠初期、つまり胎児の時期から始めなければなりません。
そんな風にいうと、まさか!と思う方もいるでしょうが、妊娠初期が非常に肝腎なのです。
実は、妊娠中の食生活がお腹の赤ちゃんの一生の健康に関わっているのです。

最近のデータによると、近年、低体重児が以前よりかなり多くなってきています。
これはママが無理なダイエットをするなどといったことも原因の一つといわれていますが、いずれにせよ、胎児の時期に十分に栄養が補給できなければ低体重で産まれてくる可能性があるのです。
その結果、低体重で生まれてくることで、大人になった時に生活習慣病にかかるリスクが高くなるのです。

具体的な疾患としては心筋梗塞や高血圧症、糖尿病、メタボリックシンドロームなどが低体重児に発症しやすいことがわかっています。
そのため、妊娠初期から、赤ちゃんが低体重にならないように、妊婦さんは無理なダイエットなどはせずにしっかり必要な栄養素を摂るようにしてください。

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色の濃い野菜類、緑黄色野菜

妊娠初期には色の濃い野菜類、即ち緑黄色野菜を積極的に摂るようにしましょう。
こういった野菜は胎児に必要な代表的な栄養素である葉酸を多く含んでいます。
とりわけ妊娠初期には葉酸が不可欠です。
また、ビタミンAやカルシウム、鉄分なども赤ちゃんにとって必要な栄養素なので、こういったものを多く含むこういった野菜を食べる必要があります。

では葉酸は赤ちゃんにとってなぜ必要なのでしょうか?
答えは、葉酸は赤ちゃんの神経を作る栄養素だからです。
しかし、ビタミンAは摂りすぎると赤ちゃんが奇形になるリスクが増すので、摂りすぎてはいけません。
そこでβカロテンを多く含む食品を摂るようにしてください。
というのもβカロテンは、体内で必要な量だけをビタミンAに変えてくれるからです。
非常に優れものといえます。

妊婦さんにとって必要な緑黄色野菜の量は結構多いので、蒸したり煮たりして全体のかさを小さくして食べるのがおススメで、そのようにすると摂りやすいのです。
また野菜は、食事の後半より最初に摂った方が吸収されやすいので、そのように心がけてください。

大豆製品

妊婦さんには豆腐を好んで食べる人も多いと思います。
冷奴でも湯豆腐でも美味しいですよね。
豆腐はタンパク質が豊富な食品です。
タンパク質は赤ちゃんの身体を作る重要な栄養素ですから、妊娠初期からできるだけ摂るようにしたいものですが、大豆製品にはイソフラボンが含まれています。
このイソフラボンは摂りすぎると胎児によくない影響を及ぼすといわれているので、摂りすぎないようにしたいところです。

では1日に食べてよい大豆製品の量はどのくらいなのでしょうか?
答えとしては、普通の豆腐の半分ほどが適量といえます。
というのも納豆なども毎日食べる方はいるでしょうから、それも合わせて全体で普通の豆腐1丁くらいが上限だからです。
つまりは、豆腐は必要な栄養素ではありますが、摂りすぎてはいけないという結論になります。

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精製されていない穀類

妊娠中はできれば白米より玄米、五穀米などの精製されていない穀類を積極的に摂るようにしてください。
というのもこういった穀類には食物繊維やミネラル、ビタミンなどが豊富だからです。

近年、妊婦さんに限らずこういったいわゆる精製されていない穀類のファンが増えてきました。
レストランや定食屋でも五穀米などが食べられるようになってきたのはとてもありがたいことです。
特に妊娠初期には積極的に玄米などを摂取するようにしましょう。
パンの場合でも全粒粉パンを食べるようにすると食物繊維などがたくさん摂れるので心がけてください。

海藻類

女性から人気のある食材に昆布とワカメがあり、髪や肌を美しくする効果を有しています。
昆布やワカメといった海藻類はヨウ素(ヨード)というミネラル分を含んでいます。
甲状腺でホルモンを合成するには、このヨウ素は不可欠です。
甲状腺のホルモンはお腹の中の赤ちゃんの骨や脳の発育を促すのに必要とされています。

妊婦さんがヨウ素を摂取する量が不足するようになると、お腹の赤ちゃんに先天性の甲状腺の機能障害(クレチン症)が引き起こされる可能性が高くなるとされています。
一方では、妊婦さんがヨウ素を過剰に摂取してしまうと、赤ちゃんの甲状腺の機能が低下してしまいます。

厚生労働省によれば、妊娠中の女性が1日に摂取が許容されるヨウ素の平均必要量は推定で170μg、上限は2,000μg(2mg)と設定されています。

野菜スティック

妊娠初期はつわりが辛い時期でもあります。
空腹になると体調が悪化する、いわゆる「食べつわり」の時には、クッキー、ケーキ、チョコレートなどの脂肪と炭水化物を組み合わせた食べ物は太りやすいので控えましょう。ケーキよりやお団子のように、洋菓子よりも和菓子を選ぶと良いかもしれません。

次に挙げるような食品も妊娠初期に推奨できる食品です。
こんにゃくゼリー
干し芋
レモンの蜂蜜漬け
野菜スティック

果物はつわりの際にも食べやすいのですが、糖分が多いので要注意です。

生姜

つわりとは常に吐き気を催したり、吐き気が止まらなかったりする症状です。
妊娠初期のつわりの症状に効果があるのが生姜です。
生姜にはつわり時の吐き気を抑制する効果があります。
ですが、つわりの症状の全般に生姜が効くのではないことに注意をしましょう。
生姜が吐き気の症状には効くとされている理由としては、生姜の含有成分にジンゲロールという辛みがあり、これが神経伝達物質セロトニン(嘔吐を引き起こす)の機能を抑制するのです。

このほかに、生姜には整腸作用があり、つわりが原因となる食欲の不振や胃のもたれを解消します。
米国のメリーランド大学メディカルセンターの研究によれば、1日に1gの生姜を摂取すれば嘔吐感を抑制することができると言っています。

けれども、つわりにショウガが有効だといっても大量の生姜を摂取するのは推奨できません。
妊娠中の生姜を食べ過ぎると流産の危険性が増します。
メリーランド大学メディカルセンターは、1日に1gを超える生姜は食べるべきではないとしています。
生姜のスライスで置き換えると、1日に1枚以上を食べるべきではないということになります。

次に妊婦さんにお勧めの生姜の摂取方法を3つ紹介します。
生姜湯を飲む
ビタミンB6と一緒に摂る
生姜トマトスープを飲む
※風邪には生、冷え症には加熱・乾燥

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マタニティスープ

妊婦さんと赤ちゃんに必要な栄養素を食事のみで摂取するのは難しいこともあります。
葉酸が豊富なほうれん草を毎日3束食べ続ければ良しとされていますが、毎日そのような食事をできる妊婦さんはそういません。
マタニティスープには、妊娠中(特に初期に)に必要な葉酸や鉄分、カルシウム、ビタミン類、食物繊維が強化されていて、いつもの食事と一緒に飲むことで1日に必要な栄養素をしっかり摂ることができます。
また、4つの味から選ぶことができ、食欲がない時(つわり、貧血など)や空腹時にお湯を注ぐだけでスープを飲むことができます。

こんな妊婦さんにオススメ

仕事が忙しくて同じ時間に食事がとれない。
つわりや貧血がひどくて食事がとれない。
体重管理の食事制限がうまくできない。
栄養管理、何を食べていいかわからない。

つわりで苦しい時に心配になるのは栄養不足ですが、マタニティスープにはたっぷりの栄養素が含まれているので妊娠中に重要な栄養を補うことができます。

つわりがひどい妊娠初期の食事方法

つわりになると、吐き気や胃のむかつきなど、消化器官に由来する不快症状が発現します。
これには具体的な原因は判明していません。
原因として考えられるのは、
・妊娠初期の急激なホルモンのバランスの変化
・代謝の変化
などです。

また、つわりによる身体の変調が原因で味覚や嗅覚が敏感化して食べ物の味や匂いに反応をして気持ちを悪くする人もいます。
つわりは妊娠初期の妊娠5週から6週に始まって、胎盤が形成される妊娠12週から16週に落ち着きますので、その期間の食べ物に注意をしなければなりません。
体の変調により味覚や嗅覚が敏感になり、食べ物の味や匂いに過剰に反応して、気持ち悪くなる人もいます。

まとめ

05

今回は妊娠初期の問題について詳述してきました。
正直言ってこんなにいろいろ言われてもできるのか心配、という方もいるでしょう。
しかし妊娠すると様々なことに神経を使うことになりますし、様々な症状が起こるので、精神的につらくなる妊婦さんも多いと思います。
家族などの周りからのサポートを受けて、健やかなマタニティライフを送ることで、きっと元気な赤ちゃんに出逢えます。
だからこそ、注意すべきことはしっかり行わなければなりません。

現代は核家族化が進み、親世代のアドバイスやサポートもなかなか受けられなくなっています。
そこで様々なウェブサイトを頼りにすることになります。
それでも困ったら産院に相談してみましょう。

産後の楽しみを想像して、乗り切っていきましょう!
産後の楽しみとは可愛い赤ちゃんの相手をすること、そしてその早い成長を見守る楽しみです。
これがあればこそ、出産で苦労する甲斐があるというものですね。

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