花粉症で悩む妊娠中のママさん必見!薬って飲んでいいの?

花粉症で悩む妊娠中のママさん必見!薬って飲んでいいの?

花粉症のシーズンに入り、飛散のピーク期になると「薬を飲まないとつらい」、という人が多いのではないでしょうか。
でも、妊娠中のママさんが花粉症対策の薬を服用しても大丈夫なのでしょうか。
妊娠したら、花粉症の症状が以前よりも悪化した、という話もよく聞きます。
妊娠によって起こるからだの変化だけでもつらいのに、花粉症まで重なったら大変ですよね。
なにより、妊娠中に花粉症対策の薬を使うことで、赤ちゃんに影響がないかが心配です。
そこで今回は、妊婦さんの花粉症対策について調べてみましたので、是非参考にしてみて下さい。

花粉症はどうして起こるの?

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花粉症とは、植物の花粉がアレルゲン(アレルギーの原因物質)として目や鼻などの粘膜を刺激することで、くしゃみ、かゆみ、鼻水などを引き起こす「アレルギー性鼻炎」の一種です。
原因となる花粉の種類は人によって異なり、代表的なスギやヒノキをはじめ、60を超える種類の花粉がアレルゲンとなります。
そして免疫システムが誤作動を起こした結果として、花粉症が起こると言われています。

からだに無害な花粉を、誤作動から危険と判断することにより「IgE抗体」という抗体が作られ、これが過剰になると様々な症状が引き起こされます。
「IgE抗体」は体内に蓄積されるため、毎年花粉に触れるうちに抗体は増え、一定量を超えたときに花粉症を発症するのです。

妊娠すると花粉症が悪化するって本当?

女性のからだは、妊娠するとホルモンの分泌が増え、体内に水分を蓄えようとします。
東洋医学では、体内に余分な水分が溜まっていると花粉症になりやすいと言われています。
また、妊娠中は鼻の粘膜が敏感になる傾向があるため、妊娠前と比べて花粉症の症状が悪化するケースが多いようです。
実際に、花粉症に悩む妊婦さんを対象に妊娠前後の症状の変化について調査を行ったところ、対象者の10%ほどがくしゃみ、鼻水、鼻づまりといった症状が悪化したとの報告があります。

また、妊娠後に花粉症を発症するというケースもあります。
妊娠中期以降に花粉症を発症すると、鼻の粘膜が炎症を起こし、うっ血した状態の「うっ血性鼻炎」に悪化することがあるとも言われています。

妊娠初期は薬を飲まない方が良い?

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鼻アレルギー診療ガイドラインでは、妊娠15週目まではできるだけ薬の服用を避けることを推奨しています。
そのため、妊娠4ヶ月を過ぎるまで薬は飲まない方が安全です。
これは内服薬だけでなく、目薬や点鼻薬にも言えることです。

薬なしでの生活は難しい、というやむをえない場合は、市販薬を避けて、医師に相談をして薬を処方してもらいましょう。
また、目薬や点鼻薬は局所的に作用する薬なので、胎児への影響はないとされています。
どうしても症状に我慢ができないようであれば、内服薬よりも先にまず点眼薬や点鼻薬を試してみましょう。

大人が服用するには問題ないような薬であっても、からだが未熟な胎児には影響を及ぼして障害を引き起こす危険性があります。
とりわけ、赤ちゃんの神経や重要な器官が形成される妊娠初期に母親が薬を飲むと、奇形などの障害を引き起こすリスクが高くなってしまいます。
最も危険性の高い時期が妊娠4~7週目、奇形の障害が出る可能性があり得るのは妊娠8~15週目付近です。
妊娠が発覚するのは月経の遅れに気付く妊娠5週前後というケースが多いので、妊娠がわかり次第、薬の使用を控えることが望ましいです。
花粉症で受診する際は必ず、妊娠中であることを医師に伝えましょう。

ちなみに、妊娠16週目以降になれば奇形を起こすリスクがなくなり、薬の種類によっては使用できるものが増えてきます。
とはいえ、むやみに薬を使用してはいけません。
薬の成分が胎児の成長を阻害したり、流産や早産を引き起こしたりする可能性もあるからです。
基本的には、妊娠中はなるべく薬の服用を避けることが大切です。

薬に頼らない花粉症対策は?

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まず、妊娠中は花粉から遠ざけることが基本です。

花粉が少ない日や時間帯を選んで外出しましょう

花粉の量が多くなる日・・・天気が良く気温が高めの日や、雨の翌日で晴れた日、風が強く湿度の低い日など。

花粉の量が多くなる時間帯・・・12時~15時にかけて。

空気清浄器よりも、加湿器が効果的です

空気中を舞っている花粉を落としたり、鼻やのどの粘膜を守る効果があります。
花粉が床に落ちやすくなるので、こまめに掃除機をかけましょう。

花粉から顔をガードする

外出時は、マスクやメガネを着用し、帰宅したらよく手洗いをしましょう。

家の中に花粉を入れない

外から帰った際は、室内に入る前にしっかりと花粉を落とすことが大切です。
外出時はポリエステルなど、花粉を落としやすい化学繊維の服を着用すると良いでしょう。
また、部屋の窓を開けない、布団を外に干さない、洗濯物は室内に干すなどの工夫も必要です。

規則正しい生活を心がける

免疫力を高めるためにはバランスのとれた食事、質の良い睡眠、早寝早起きが大切です。
特に食事は免疫力を上げるには効果的ですので、妊娠を機に食生活を見直してみてはいかがでしょうか。

妊娠中の花粉症は、薬を控えていれば胎児に影響を与えることはほとんどありません。
外出時も花粉対策を徹底させましょう。
気にし過ぎてストレスを溜めないことも、妊婦さんにとっては大切な習慣ですよ!

まなみ

writer/管理栄養士
2人の女の子のママです。職業は管理栄養士でただ今育児休業中。優しいパパに支えられながら、家事育児に奮闘中です。2人の子どもの成長と休日の家族団らんが今の楽しみです。

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