どうして起こるの?どうすればいいの?流産の原因は?

どうして起こるの?どうすればいいの?流産の原因は?

妊娠した喜びもつかの間、出産に対しての不安などが、いっきに押し寄せてきますよね。
中でも流産については一番心配なのではないでしょうか。
悲しい現実を少しでも減らすため、知識を深め、原因を知ることで、流産の危険を回避しましょう。

流産したことのある人の確率は?

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妊娠したことがある女性の41%は流産の経験があるとの研究結果を、厚生労働省研究班がまとめていました。

日本産科婦人科学会によると、
流産とは、「妊娠したにもかかわらず、妊娠の早い時期に赤ちゃんが死んでしまうことを言います。
定義としては、22週(赤ちゃんがお母さんのお腹の外では生きていけない週数)より前に妊娠が終わることをすべて「流産」といいます。
妊娠12週未満の早い時期が多く、流産全体の約80%を占めます。
妊娠の15%前後が流産に至るとの統計もあり、多くの女性が経験する疾患です。」
と定義付けています。

厚生労働省と日本産科婦人科学会の統計をみてみると、消して珍しいことではない、多くの女性が経験する事実なのだということが思い知らされます。

妊娠初期の赤ちゃんは、とても小さく、妊娠8週以上まで妊娠していることに気づかない女性もいるほど。
少しの月経の遅れと誤解されたままの場合もあるようです。
割合は、妊娠0~3週で約1割、妊娠4~7週で約5割、妊娠8~11週で約3割という確率で起きています。
特に妊娠0~3週は、妊娠の自覚もほとんどない時期ですので、普段の生活をしてしまうでしょう。
基礎体温をつけていなければ、自分が妊娠したことを気づかない人も多いかと思います。
まだ赤ちゃんが小さい段階で、特に何の痛みも症状もなくいなくなってしまうということが起こりうるのです。

なぜ?流産の原因とは?

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赤ちゃんの染色体異常によるもの

はっきりした原因は分からないようですが、いまのところ、赤ちゃんの染色体異常によるものという見解が、一番多い原因とされています。
おなかに宿った赤ちゃんは胚という細胞から細胞分裂をしながら、ヒトの形を作っていきます。
しかし、もともと染色体や遺伝子になんらかの異常があると、うまく細胞分裂をすることができません。
その結果、妊娠初期の形成時期に心臓や脳や内臓などの人間の主要器官を作ることが作れず、おなかの赤ちゃんが胚から「人間の体」に成長できず、命として形成されないというものです。

ママは自分自身をせめてしまうでしょうね。
「あの時荷物を無理して持ったから・・・」「あの時飛行機で旅行しなければ・・・」などと、思い悩んでしまうかもしれません。
しかし、染色体異常は受精の時点ですでに決まっていて、ママの行動は関係ないのです。
受精までしたけれど、たまたま染色体異常だったということなので、自然妊娠においては防ぐことはできないのです。

このように染色体異常によって人間の体が形成されなくなることを「稽留(けいりゅう)流産」と呼びます。
妊娠6週目から7週目あたりの検診で、
・おなかの赤ちゃんが見えない
・心拍が確認できない
・一度確認された心拍が止まってしまっている
などが発覚し、医師から宣告されることが多いようです。

妊娠に必要なホルモンが十分に分泌されない

排卵後、ママの体内には「黄体ホルモン」が作られます。
このホルモンが十分に作られないと流産になる可能性があります。
黄体ホルモンは胎盤を作る働きをするホルモンなので、分泌が足りないと胎盤がきちんと作られません。
その結果、胎盤が未完成のため、赤ちゃんが成長できないのです。
ですので、黄体ホルモンは赤ちゃんの妊娠継続にはとても大切なホルモンなのです。

黄体ホルモンは、排卵後に卵巣から分泌されますが、足りない原因は、卵巣の機能が弱まっているか、脳下垂体からの「分泌命令」がうまく機能していないかのどちらかが原因と思われています。
卵巣周辺の温度を37度くらいに保つよう心掛け、卵巣にしっかりはたらいてもらいましょう。
卵巣の適温を保つために老廃物や毒素の排出も気にしてみましょう。
また化学物質や食品添加物、防腐剤などは卵巣機能を弱らせてしまうといわれていますので取り入れないよう意識しましょう。

子宮内膜がきちんと機能していない

黄体ホルモンが正常に分泌されていても、子宮内膜がそのホルモンに反応できなかった場合にも胎盤を作ることができず、赤ちゃんを体内で育てられません。
子宮内膜が機能しないことが原因で胎盤が正常に作られず、流産になってしまうのです。
子宮内膜の機能を上げるためには、おなかを温めたりビタミンEを積極的に摂ったりするのが有効です。
不安な方はぜひトライしてみてください。

子宮に異常がある

子宮筋腫、子宮内膜症など、子宮自体に妊娠前から異常がある場合、子宮内膜機能不全に陥る可能性が多く、流産の確率が高まってしまうのです。
ただ、異常がおきている子宮の場所により妊娠を継続することができるのです。
妊娠を望んでいる女性は定期的に婦人科で子宮の健診を受け、妊娠前から子宮関連の病気を処置しておきましょう。

また、子宮の形が特殊な場合、妊娠前に手術で改善できる場合もあるので、医師に相談してみましょう。

まとめ

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妊娠した喜びが、悲しみに変わることは、想像以上に大きなものかとお察しします。
そうならないために、正しい知識とまめな検診をして、ママとしてできることはなんでもして、授かった命を守りたいものです。
それでも悲しい事実が起こったとしても、自分を責めないでください。
前述のように、ほとんどの原因は染色体異常による、医師にもママにも誰にも止められるものではないのです。

そして、ゆっくりと悲しみを乗り越え、心と体が回復したら、次の妊娠の準備をしましょう。
通常は悲しい出来事のあとに月経が2~3回来れば、妊娠ができる体に整っているといわれています。
それでも「妊娠してもまた・・・」とママには大きな不安が押し寄せてきますよね。
以前の原因が染色体異常によるものだったとしたら、ママの体は正常なので妊娠ができる体ということになります。
また子宮内のものをきれいに取り除かれたあとなので、着床しやすくなるといわれています。
ただし、流産後すぐの妊娠は、子宮が正常に働いていないため、産婦人科の先生の指示に従ってくださいね。

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新米ママ A.T

Mama writer
0歳の男の子の子育て奮闘中。子供から教わることばかりですが、日々幸せを感じる育児生活を送っています。お仕事で整体師やエステシャンをやっていたので体の事や美容の事で、少しでも皆様のお役にたてる情報をお届けできたらと思っております。

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