産後うつの主な5つの原因と治療の方法

産後うつの主な5つの原因と治療の方法

赤ちゃんを出産した後はゆっくりと休んでいる暇もありません。
毎日、赤ちゃんのオムツを替えたり、赤ちゃんを寝かしつけたり等々の世話に追われてしまいます。
特に初産のときや、核家族でご両親の協力を借りることができない場合には、戸惑うことばかりで疲れ果ててしまいます。
身体的な疲労だけでなく、精神面でも気分の落ち込みやイライラとした状態に陥ることがあります。
そういった精神状態を医学的には「産後うつ」と呼んでいます。
今回は産後うつとは何か、またその原因や産後うつにかかる期間、症例などをお伝えしていきます。

産後うつとは何か?

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産後うつはその名前が表しているように、赤ちゃんの出産後に発現する精神的なうつ状態のことを指しています。
赤ちゃんをどう育てるかということが心理的な圧迫感や不安となり、パートナーや親に協力してもらえず、ママがすべてを背負いこんでしまっている場合にうつ病の症状が出てしまいます。
完璧主義者や責任感の強いタイプのママは、「子育てと家事を両立してやり切りたい!」と考えがちになりますので、そういう人ほど注意が必要になります。
さて、ここから先は「産後うつの原因」を具体的にご説明していきますので、参考にして見てください!

産後うつの原因、かかるのはいつまで

赤ちゃんを出産すると、母体は妊娠する前の身体の状態に戻ろうとします。
分泌されるホルモンのバランスが変化して心の状態も体の状態も安定しません。
この心身の不安定な状態に、何かと手のかかる赤ちゃんの世話からくる疲労、パートナーや両親の協力を得られない孤独感、赤ちゃんの世話と家庭の諸事を両方ともこなせないことで感じる自責の念が、複合的に心理面に作用して産後うつに陥るとされています。

個人差があるので一概には言えないのですが、赤ちゃんを出産した後の2週間から3週間のうちに産後うつに陥る事例が多いように見受けられます。
場合によっては、出産後3か月から4か月過ぎて発症することもあります。
心理的に治癒するまでには1か月以上もかかり、重篤な場合には赤ちゃんを出産してから1年を過ぎて症状が発現することもあると言われています。

産後うつの症状を自分で確認してみましょう

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精神的に安定しなかったり、自信が持てなかったり、判断力が衰えたり、感情の表現が鈍くなるといった状態になっていたら、産後のうつの症状の赤信号が点滅しているといってよいでしょう。
自分がこれに当てはまるのでと不安を感じた場合には、自分の言動を冷静に振り返ってみる必要があります。
以下にチェック項目を掲げてみます。
チェック項目が多く該当するならば、産後のうつ病にかかっていることが考えられます。
精神科、心療内科のある病院や在住地域のセンターの医師や心理療法家に相談することをおすすめします。

産後うつ確認項目

・感情が不安定で落ち着かない
・感情が落胆して落涙する
・思考がまとまらない、家事をこなすのに計画が立てられない
・関心のあるはずのことに興味が湧かない
・SEXや睡眠の欲求が少なくなる
・食事の量が極端に多くなるか少なくなる、あるいは絶食する
・お化粧をする気にならない
・服・アクセサリーの所有欲が起きて来ない
・赤ちゃんの存在を負担に感じてしまう(育児についての精神的な苦痛)
・すべてを自責の念で受け止めてしまい自分を苛む
・大変なのは自分ばかりで、放っているという気がするパートナーに怒りを覚える
・未来に対して不安感を抱く
・他者と付き合うことが億劫になる
・身体的な症状が現れる(頭痛・吐き気、下痢、便秘、頻繁な胃の痛み)

産後うつの治療について

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産後のうつ症状は明らかに精神的な不調です。
かかるべき医療機関は、精神科や心療内科の分野です。
そういった医療機関において、カウンセリングや薬物療法を行っていただきましょう。
軽い症状の場合はカウンセリングで不安が解消できますが、重篤な場合には抗うつ剤、精神安定剤の服用が必要になります。

産後うつの対策はどうするの?

赤ちゃんの出産後にうつ病を発病するのは、育児、家事に流されて、心身共に疲労してしまい、ネガティブなスパイラルに陥ってしまった事例が大部分なのです。
出産後にかかるうつ病に対する予防は妊娠している間から対策をとるべきです。

予防策というと大げさに聞こえますが、それほどのことでもありません。
実際に備えておく必要があるのはパートナー、友人、知人などとの間に信頼関係を築いておくことです。
赤ちゃんを出産すると目が回るくらいに多忙になるので、頼るべき相手や相談できる相手は妊娠中に見つけておきましょう。

手を抜けるところは手を抜く

心理学的な一般論としては努力家な方ほど、うつ病にかかりやすいと言われています。
家事や仕事は完璧を追及できますが、育児は完璧に行うのは不可能です。
子どもは精神的に不安定な存在ですから、想定外のことばかり発生します。
子どもの世話に振り回されるのは仕方がありません。
家事やその他の仕事は後手後手の後回しになるのは致し方ないと思うべきでしょう。
手を抜けるところは手を抜いて、精神的に袋小路に入り込まないように気をつけて楽天的に考えましょう。

睡眠を十分に取る

寝不足は精神的な不安感を増幅させてしまいます。
出産後にうつ病にかかるのを防ぐには十分な睡眠時間をとることがとても重要になります。
育児が立て込んでくると、子どもを寝かしつけてから家事をしがちになりますが、可能であれば、子どもと一緒に寝るように心がけてください。
夜は母乳を与えたり、赤ちゃんが夜泣きをして睡眠時間を十分に確保できなくなりますので、昼間もしっかり昼寝をしておくことをおすすめします。

産後うつを予防するには大らかに構えることが大切ですよね

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子どもを出産すると母親は責任感を感じるようになりますが、過度に緊張して構えてしまうと自分自身が精神的にパンクしてしまいます。
母親業は最初から完全に行えるわけではないのですし、スタイルは様々です。
赤ちゃんと一緒に成長していこうとおおらかに構えることが必要になります。

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Yuko

Mama writer
2人の男の子のママです。まだまだ戸惑う育児、時間に追われる家事ですが、夫婦で協力して忙しいながらも今しか味わえない日々を楽しめるようにしています。記憶に残るライターとして皆さまにお届けしていきます。

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